内容説明
株で資産を築いた成功者たちと負ける投資家とのちがいは「利益を得やすい、やさしいやり方」をするかしないかです。本書は、生まれて初めての株式投資で連勝した娘さん、おばさん投資家が名人になるまで、定年後に1億円を達成した人の話など、実例を含めて解説。
目次
第1部 まず成功者を見よ(一人だけ上手になった;五月連休前後効果;プロの選ぶ銘柄 ほか)
第2部 なにをどうするのか(日柄というもの;用具について;三段上げ論は古い? ほか)
第3部 統計と現実(パソコンによる周期計算;アノマリーの検討;銘柄選択の注意点 ほか)
第4部 自立への討論(さわやかな討論;分割は有利;プラス指向でいこう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
33
読み友さんから勧めていただいた林先生の本の一冊。引き続き株取引についての知識を持たないまま強引に読了。本書は具体的で詳細な記述が中心であり、理解できたとは到底言えないものの、これまで無知だった株式を少しイメージでき、欲に負けて判断を誤る心理を知ることができた。株の固定銘柄で、約3か月またはその整数倍の上げ下げを取って利益を上げるのがうねり取りだが、売買に休みを入れることの重要性について強調していたのは興味深い。業界内部を知るディーラーたちとの本音トークを収録した第4部「自立への討論」は非常に面白かった。2021/10/11
オリーブ子
17
好きな投資家さんが紹介していた本。 …早く読んでおけば良かった、が正直な感想。 文体は読みにくいし、いわゆるマニュアル本とは違うから、手法だけ学びたい人にはとっつきにくいかも。行間に頑固親父な相場師と、相場の教育の第一人者と、二つの顔が見えて、私は好き。素直にやってみようと思います。2014/09/30
にゃおまる
3
半分は簡単に読めたが半分は専門用語でチンプンカンプン(笑) なんども読もう。 初めにこの本に出会えたのは奇跡かもしれない。ありふれている株の本を読んでいたら、間違った方に進み後戻りできなくなっていたかも。2018/05/16
kanako
2
株の自律的な変動周期に着目し、約三か月およびその整数倍の期間をとって売買し利益を得る「うねり取り」の入門。マニュアル調でなく散文のようだが、実になる言葉が多くちりばめられている。利確したあとの株価上昇に思わず「しまった!」と思ってしまった自分に反省。2015/01/31
ぱる
2
著者の「株式上達セミナー」を読んだ後、うねり取りについてより詳しく知りたいと思い読む。うねり取りについて実行したことが無い人に対し、理解を深めるための説明書。タイトルの通り概念を知らない人に対する入門書だった。より具体的な方法については氏の「株式上達セミナー」や立花義正氏の「あなたも株のプロになれる」のほうが詳しい。2014/05/31
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