内容説明
パパはいいました。「さあ、おやすみなさいのじかんだよ。」でも、ニルスはまだねむたくありません。だってそのまえにしたいことが、たくさんあるんです。世界的ベストセラー絵本作家マーカス・フィスターが描くねかしつけがハッピーになる絵本。
著者等紹介
フィスター,マーカス[フィスター,マーカス][Pfister,Marcus]
1960年、スイスのベルンに生まれる。ベルンの美術工芸学校基礎科で学び、グラフィックデザイナーとして働いた後、イラストレーター・絵本作家として活躍。1993年、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞した『にじいろのさかな』シリーズは、全世界で2000万人の読者に迎えられた大ベストセラーとなっている。ベルンに在住
那須田淳[ナスダジュン]
作家。静岡県出身。早稲田大学卒。1995年よりドイツのベルリンに在住。ドイツを舞台にしたYA小説『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で第51回産経児童出版文化賞、第20回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
9
寝ない子ニルス。パパを困らせるいたずら坊や。なにかと理由をつけては眠る時間を引き延ばす。根気よくつきあってあげるパパはえらい。案の定のラストだったけれど。毎晩、子どもの眠りを引き出すのに必死だった遠いあの日々を思い出しました。2016/02/23
魚京童!
9
そんなんあり?w2016/01/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
おやすみなさいの時間なのに、ニルスにはまだやりたいことがいっぱい!パパにおねだりしますが… 【ジェンダー絵本 おとうさんと遊ぶの、だいすき!】2023/12/07
猿田彦
4
何て素敵なパパ何だろう。カバのニルスが寝るまで根気よくずっと付き合ってくれるパパ。本も読んでほしい、抱っこで踊ってほしい、歌ってほしい。ニルスの「おねがい、おねがい、おねがい」攻撃にはパパは叶わない。だから、疲れて初めに寝ちゃったのはパパだよ、だけどニルスも一人ぼっちで起きていたって面白くないと知っているからパパにくっついて寝てしまったよ。/子どもを無理矢理早く寝かしつけて、大人だけ楽しむ「おやすみフランシス」とは真逆のお話。子どもなら、きっとニルスを選ぶだろうな。2024/04/03
kazu_tea
4
愛情と温もりを感じられる親子の様子にほっこり。ママが出てこないところが珍しいかも。2011/09/27