出版社内容情報
読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、日本文学全集の決定版すがすがしい反骨精神が光る漱石文学の珠玉の傑作! 辞書なしで、名作がラクラク読める! <収録作品>夏目漱石「坊っちゃん」「文鳥」「永日小品(抄)」。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
坊っちゃん
文鳥
永日小品
略年譜
夏目 漱石[ナツメ ソウセキ]
著・文・その他
高田 勲[タカダ イサオ]
著・文・その他
内容説明
親譲りの無鉄砲―。一本気な江戸っ子「坊っちゃん」が四国・松山の中学校の先生に。くせのある同僚教師と生意気な生徒たちのなか、持ち前の反骨精神で真正直に走り続ける痛快物語。時代を超えて愛されつづける漱石の傑作と、彼の才能が凝縮された短編二作を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
3
最近、夏目漱石の全作品を読み直したので、近々の再読であるが、本書も何度読んでも面白い漱石の傑作。2022/02/17
たつや
2
図書館にて借りた再読です。坊っちゃん、文鳥、永日小品、が収録された良き本。このシリーズ大好きですが、この本が2巻なのが解せない。写真もあり、 今読んでも面白い名作ですね。2023/05/15
田中峰和
1
図書館にあったので手に取る。還暦を過ぎて初めて読む坊ちゃんだ。ドラマも見ていないのでストーリーも田舎の中学教師の主人公と山嵐、赤シャツなどのあだ名のみしか予備知識はなかった。今風の学園ドラマのように熱血教師と生徒との熱い交流をイメージしていたが、真逆の展開に驚く。主人公にとって、育ての親のような清以外は、すべてバカか敵。校長から教頭、同僚教師、そして何より田舎の中学生が最も憎むべき敵。そこには教え子と交流も何もない。唯一田舎で心を交われたのは、山嵐だけ。この心の狭さが坊ちゃんたるゆえんなのだろうか。2015/04/30
あつんど
0
楽しい
つき
0
坊ちゃんみたいな部下がいたら、扱いづらいだろうなあ。と感じた。 年をとった証拠かな。2016/07/12