内容説明
開かれるミクロコスモス―。身体から宇宙まで、料理から農事まで、魔術から機械まで、実験から教育まで、驚異から地理まで、計算から原子まで…、本邦初訳テキストと貴重図版により「科学的人文主義」の精華をつたえる待望のアンソロジー上巻。
目次
解説 ルネサンス自然学
自然誌―森の森(第七センチュリー)(フランシス・ベイコン)
動物誌―動物誌(犬と狼について)(コンラート・ゲスナー)
植物誌―ルバーブ論(プロスペロ・アルピーニ)
農学―農業の劇場(序文)(オリヴィエ・ド・セール)
料理術―適正な快楽と健康について(第一巻)(プラーティナ)
温泉論―温泉論(ウゴリーノ・ダ・モンテカティーニ)
医学(事物の隠れた原因(抄)(ジャン・フェルネル)
伝染・伝染病およびその治療について(第一巻)(ジローラモ・フラカストロ))
解剖学(人体の構造について(抄)(アンドレアス・ヴェサリウス)
肺についての解剖学的観察(マルチェッロ・マルピーギ))
発生学―動物の発生(序文)(ウィリアム・ハーヴァ)
驚異論―怪物と驚異について(アンブロワーズ・パレ)
自然魔術―オカルト哲学について(第一巻)(ヘンリクス・コルネリウス・アグリッパ)
像についての書(パラケルスス)
事物の感覚と魔術について(第四巻)(トンマーゾ・カンパネッラ)
著者等紹介
池上俊一[イケガミシュンイチ]
1956年愛知県豊橋市に生まれる。1983年東京大学大学院人文科学研究科(西洋史学専攻)博士課程中退。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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