講談社+α文庫<br> マウンドに散った天才投手

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講談社+α文庫
マウンドに散った天才投手

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062817202
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

勝つためなら壊れてもいい――そんな思いを抱いて、マウンドで強烈に輝き、そして去って行った男たちの凄まじくも潔い人生の記録。ルーキーイヤーのわずか2ヵ月半で、高速スライダーを武器に7勝2敗、防御率0.91という驚異的な成績を上げながら、シーズン中盤に肘と肩を壊し、二度と輝きを取り戻すことはなかった伊藤智仁。初登板で巨人打線を相手にノーヒットノーランという衝撃的なデビューを飾りながら、2年目に肩を壊して、その後1勝もできなかった近藤真市。サウスポー日本記録の155キロをただき出した石井弘寿。1992年の阪神快進撃を立役者「鉄仮面」田村勤。脳腫瘍から生還し、近鉄優勝に貢献した盛田幸妃。中日の150キロダブルストッパー上原晃。初登板で初勝利&初打席初ホームランの二刀流、森田幸一。
「記録より記憶に残る」男たちの凄まじくも潔い戦いの記録である。

〈第一章〉  ヤクルト 伊藤智仁――ガラスの天才投手
       史上最速の高速スライダー
〈第二章〉  中日 近藤真市――「江夏二世」と呼ばれた超大型左腕
  デビュー戦ノーヒットノーランの呪縛
〈第三章〉  中日 上原晃――一五〇キロのダブルストッパー
       星野仙一が掟破りで獲得
〈第四章〉  ヤクルト 石井弘寿――サウスポー日本記録一五五キロ
       リハビリに費やした五年間
〈第五章〉  中日 森田幸一――投げて打っての二刀流
       入団二年目不可解なトレード騒動
〈第六章〉  阪神 田村勤――電光石火のクロスファイヤー
  一九九二年、阪神快進撃の立役者
〈第七章〉  近鉄 盛田幸妃――脳腫瘍からの生還
  もう一五〇キロは投げられない


松永 多佳倫[マツナガ タカリン]
著・文・その他

内容説明

誰よりも速い球を投げたい、どんな強打者のバットもかすらせない―そんな思いを抱き、プロ野球のマウンドに立ち、並みいる敵をきりきり舞いさせた若者たちがいた。彼らはその輝きの代償として自らの身体を傷つけ、志半ばで表舞台から去って行った。伊藤智仁、近藤真市、上原晃、石井弘寿、森田幸一、田村勤、盛田幸妃―7人の男たちの、強烈に輝いた一瞬の栄光とその後の壮絶な第二の人生を描く感動のノンフィクション。

目次

第1章 伊藤智仁 ヤクルト―ガラスの天才投手
第2章 近藤真市 中日―「江夏二世」と呼ばれた超大型左腕
第3章 上原晃 中日―150キロのダブルストッパー
第4章 石井弘寿 ヤクルト―サウスポー日本記録155キロ
第5章 森田幸一 中日―投げて打っての二刀流
第6章 田村勤 阪神―電光石火のクロスファイヤー
第7章 盛田幸妃 近鉄―脳腫瘍からの生還

著者等紹介

松永多佳倫[マツナガタカリン]
1968年、岐阜県生まれ。琉球大学法文学部卒業。出版社勤務を経て、沖縄を拠点に執筆活動に入る。現在、琉球大学大学院人文社会科学研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

28
短くも美しく燃えたプロ野球投手7名の活躍とその後を暖かい眼差しをもって描きます。 「故障したのは自分が決めてやった結果だから後悔はない」(伊藤智仁、石井弘寿)、「怪我で腐るのは簡単。でも腐った時点で終わり。自分はどこに向かって何をやるかを再確認する」(田村勤)、「普通の生活を送るためのリハビリで努力したことをさも努力しましたと言うことが果たして格好いいことなのか」(盛田幸妃)。 プロの世界で自分を奮い立たせるために7名の投手はどう逆境に立ち向かったのか、表立っては語られないことを言葉にした一冊です。2019/01/15

緋莢

23
1993年、僅か2か月ちょっとで登板数14試合ながら、防御率0.91だった伊藤智仁、デビュー戦でノーヒットノーランを達成した近藤真市など、強いインパクトを見せながらも、その後、怪我等で思うようにいかなかった7人の投手を書いたノンフィクション。どの選手も怪我に悩まされる訳ですが、特に石井弘寿は復帰間近という頃になると、別の場所がというのが5年続いたという内容に、こんな事があるのか…と驚きました(続く2019/03/01

おくりゆう

19
正直、リアルタイムで記憶にあるのは石井弘寿さんだけですが、多くが名前を聞いたことがある、というだけで鮮烈な印象を残した選手達だったのだ、と思います。そして、その一瞬の鮮烈な印象とその後の怪我や病気との戦いという振り切れたハイライトが彼らの記憶をより鮮烈にしている、というのは事実として彼らにのしかかっているのだと思います。構成も彼らの言葉もよかったです。2017/07/09

nishiyan

8
タイトルが少し大袈裟だが、中身はとても良い。著者自身も触れているが、中日の投手が三人もおり、しかも星野仙一監督時代に選手だった。星野に潰された投手とサブタイトルで振っても良いのではないか。伊藤さんと石井さんは野村克也監督時代の選手。再生させた選手もいたけれど、潰してしまった選手もいるということか。野球選手にとってどんな監督、コーチと出会うかで、運命が変わってしまうのだなと思った。2017/07/01

kikizo

7
彗星のごとく散っていった名投手たち。記録より記憶に残る投手たち。伊藤智仁のスライダー、近藤真市の初登板・ノーヒットノーラン。驚きでした。投げられなくなった本当の理由もわかり、無念さも感じられた。「盛田幸妃」の章が辛かった。2017/09/18

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