出版社内容情報
わかりやすさを追求しながら、日本語研究にすぐに役立つことを目指した基本テキスト。日本語を例文に用いて、認知言語学の基本理論と重要理論を網羅した。日本語研究のための課題とヒントを付して実践力も養う。
わかりやすさを追求しながら、日本語研究にすぐに役立つことを目指した基本テキスト。日本語を例文に用いて、認知言語学の基本理論と重要理論を網羅した。ポイントを明確にしてやさしくかみ砕いた解説を展開、箇条書きにまとめたポイント集と日本語研究に役立つ課題・ヒントを付し、実践的な力が身につく。巻末で基本書や参考文献を紹介して、本書を読み終わったあとの発展的な学習のための指針も得られる。あらゆる面で理想的な認知言語学入門書。
第1講 認知言語学の基本的な考え方
第2講 1つの事態に対する多様な捉え方
第3講 視点の転換
第4講 焦点化
第5講 カテゴリーの伸縮とシネクドキー
第6講 文法化
第7講 百科事典的意味の射程(1)
第8講 百科事典的意味の射程(2)
第9講 概念メタファー
第10講 プライマリー・メタファー
第11講 メンタル・スペース
第12講 ブレンディング理論
第13講 流行語の認知言語学(1)
第14講 流行語の認知言語学(2)
問題のヒント
あとがき
索引
【著者紹介】
籾山洋介 (もみやま ようすけ) 1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了・博士課程中退。名古屋工業大学講師、名古屋大学助教授などを経て、現在、名古屋大学教授。おもな著書・編書・論文に『認知言語学入門』『日本語表現で学ぶ 入門からの認知言語学』『日本語は人間をどう見ているか』『認知意味論のしくみ』(以上、いずれも研究社)、『教養のある日本語 教養のない日本語』(技術評論社)、『認知意味論』(シリーズ認知言語学入門第3巻、共著、大修館書店)、『この言葉、外国人にどう説明する?』(共著、アスク出版)、『講談社 類語辞典』(共編、講談社)、「百科事典的意味観」(山梨正明他編『認知言語学論考』No.9、ひつじ書房)ほか。
目次
認知言語学の基本的な考え方
1つの事態に対する多様な捉え方
視点の転換
焦点化
カテゴリーの伸縮とシネクドキー
文法化
百科事典的意味の射程
概念メタファー
プライマリー・メタファー
メンタル・スペース
ブレンディング理論
流行語の認知言語学
著者等紹介
籾山洋介[モミヤマヨウスケ]
1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了・博士課程中退。名古屋工業大学講師、名古屋大学助教授などを経て、名古屋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 普通のノウル