出版社内容情報
加藤紘一はすでに10年前、日本のいまの危うさを見通していた。新しいナショナリズムを提唱する渾身の書。解説・魚住昭。加藤紘一はすでに10年前、日本のいまの危うさを見通していた。新しいナショナリズムを提唱する渾身の書。
2006年、衆議院議員・加藤紘一は鶴岡の自宅を焼き討ちされる。
実行犯は65歳の右翼団体幹部。
なぜ自宅が燃やされなくてはいけなかったのか?
その疑問から加藤の探究は始まる。
老テロリストを実行に駆り立てた時代の空気とは?
そしてその背景にある危ういナショナリズムとは?
今日の安倍政権を支える日本会議に着目し、
その危険性にも言及。
いまこそ必読の「日本政界最強最高のリベラル」(山崎拓氏)警世の書。
解説・魚住昭
父のこと・加藤鮎子
プロローグ
第一章 あの日
第二章 私はなにを発言してきたか
第三章 戦争の記憶
第四章 私の中国体験
第五章 言葉に生き、言葉に死んだ政治家たちの語録
第六章 「時代の空気」
第七章 さまざまなナショナリズム
エピローグ
父のこと──大蔵村の村議になりなさい 加藤鮎子
解 説 魚住 昭
加藤 紘一[カトウ コウイチ]
著・文・その他
内容説明
2006年8月15日、加藤紘一の地元・鶴岡の自宅兼事務所が焼き討ちに遭った。犯人は右翼団体の65歳になる幹部。しかし彼を突き動かしたものは一体何だったのか?それを自ら探っていくうちにわかってきた日本を変えようとするものたちの正体。刊行から10年、ますます同時代性を帯びてきた、最強のリベラリストが遺した言葉。
目次
第1章 あの日
第2章 私はなにを発言してきたか
第3章 戦争の記憶
第4章 私の中国体験
第5章 言葉に生き、言葉に死んだ政治家たちの語録
第6章 「時代の空気」
第7章 さまざまなナショナリズム
著者等紹介
加藤紘一[カトウコウイチ]
1939年生まれ。東京大学法学部卒業後、外務省中国課勤務を経て、1972年の総選挙で初当選。以来当選13回。自民党総務局長、防衛庁長官、官房長官、政調会長、幹事長など、政府、自民党の要職を歴任。2016年9月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
Tom
nishiyan
Hideki Ando
Ise Tsuyoshi