講談社+α文庫
日本ローカルごはん紀行―47都道府県とっておきの一膳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062813990
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C0195

内容説明

日本の伝統食文化研究の第一人者である著者が、各地で印象に残った米料理を都道府県別に紹介。昔ながらの郷土料理から新工夫の丼やリゾットまで、旅で出会ったおいしい「一食一会」をピックアップしていったら、いつのまにかバラエティ豊かなローカルごはんが勢揃い。どれもその土地その風土にしっくり溶け込み、新旧のセンスが入り交じったユニークな料理ばかり。米という食材のすばらしさを存分に味わえる、滋味あふれるエッセイ全52話。

目次

北海道・東北編(北海道―紅鮭の飯ずし(函館市)
青森県―岩海苔むすび、うにの海苔巻き(下北郡佐井村) ほか)
関東編(茨城県―くるみ稲荷ずし(笠間市)
栃木県―薄焼き煎餅(佐野市) ほか)
中部編(新潟県―甘酒(上越市)
富山県―オムライス(高岡市) ほか)
近畿編(三重県―押しずし(尾鷲市)
滋賀県―鮒ずし茶漬け(高島市) ほか)
中国・四国編(鳥取県―竃炊きご飯(智頭町)
島根県―柿酢のどぐろ鮨(浜田市) ほか)
九州編(福岡県―インドカリー インディアン・サフランライス添え(久留米市)
佐賀県―蟹飯(唐津市) ほか)
番外編(冷や汁(宮崎県、新潟県など)
豆しとぎ(岩手県葛巻町など) ほか)

著者等紹介

向笠千恵子[ムカサチエコ]
フードジャーナリスト、エッセイスト。東京・日本橋生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。本物の味、安心できる食べもの、伝統食品づくりの現場を知る第一人者。志をもった生産者、おいしさ、民俗、歴史、器などを多面的にとらえながら、現代の食を綴る。食アメニティコンテスト審査会長、こめみそしょうゆアカデミー特別理事、俳人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

9
日本人にとって,お米は非常に重要なものである.当時は非常に貴重なものであったために,少量のお米でもたくさん食べられるようにかて飯を作ってきた.かて飯はご飯を食いつなぐための方法であったが,同時にご飯を美味しく食べる方法でもある.2012/11/17

niz001

5
郷土食ばかりでなく単店の名物も。『やしょうま』とか『ずし』とか知らんかった。神奈川の牛鍋ご飯、美味そう。2020/02/07

もけうに

2
郷土料理が出てくる小説を読んだ直後だったので、より楽しく読めた。郷土料理には、その土地の歴史・気候・文化が滲み出ていて面白い。日本にはまだまだ知らない料理が沢山あるなあ。2021/12/02

ミレー

1
ゆばらん丼とかきの釜飯食べたい!!2015/08/13

0
紹介されている食材自体は大変美味しそうで気になるものも多かったけど、文章がちょっと好みでないかも。

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