内容説明
映画『おくりびと』の大ヒットもあり、葬儀のあり方や葬儀業界に関心が高まっている。著者・冨安徳久は、18歳で飛び込んだ葬儀業界で旧習や悪弊と闘い続けてきた。腐乱死体の処理などの、身を切られるような辛い体験、先方の親の反対による婚約破棄などの、謂れのない偏見もあった。だが、遺族との心の交流を大切にすることで、さまざまな困難を乗り越えてきた。読めば元気になる、生きる意欲が湧いてくる感動ノンフィクション。
目次
第1章 一八歳で“天職”に出会う(破談;なぜ勉強しろって言わないの? ほか)
第2章 遺族の悲しみに寄り添う(はじめて遺体と接触;担当を替えてくれ! ほか)
第3章 命の尊厳に触れる(故郷、愛知県一宮に帰る;警察の指定葬儀社 ほか)
第4章 理想の“お見送り”を求めて(セレモニー・ハンター;応援してくれた婦長さん ほか)
第5章 葬儀ビジネスに新しい風を!(天の配剤としか思えない;組織があれば理念などいらない? ほか)
著者等紹介
冨安徳久[トミヤスノリヒサ]
1960年、愛知県宝飯郡一宮(現・豊川市)の果樹園農家の長男として生まれる。1979年、大学の入学式直前、葬儀のアルバイトで感動して、18歳で葬儀の世界に入る。1981年、父親の病気のために愛知県に帰り、東海地方の大手互助会に転職。1994年、生活保護者の葬儀を切り捨てる会社の方針に納得できず、独立を目指す。1997年、(株)ティア設立。1号館「ティア中川」をオープン。適正料金を完全開示するという業界革命を起こす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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