内容説明
外国のことを理解するのは難しい。人種、文化、宗教、道徳、哲学、芸術など、広大な地球上には、あらゆる価値観があふれている。とりわけ、他国と陸続きではない日本は、海外からの移民も稀であり、イデオロギーの違いを体感する機会は少ない。なぜ日本と中国は仲が悪いのか。なぜアメリカは何にでも首を突っ込んでくるのか―。世界各国のホントの本質を知れば、外国のことがよくわかり、海外のニュースがもっとおもしろく楽しめる。
目次
第1章 中華帝国の驕慢と東アジアの覇権争い
第2章 ローマ帝国とヨーロッパ統合の夢と現実
第3章 ロシアとギリシャ正教世界の不条理
第4章 イスラム教とオスマン帝国の苦悩
第5章 インド亜大陸と太平洋の島々
第6章 アフリカは人類の故郷か暗黒大陸か
第7章 南北アメリカとカリブの海賊たち
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業。フランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通商産業省大臣官房情報管理課長などを経て、評論家・テレビコメンテーター、徳島文理大学大学院教授を務める。現実の政治や経済についての豊富な経験から歴史の謎を鋭くユニークに分析する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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