内容説明
北魏・鄭道昭・鄭羲下碑の中から、その典型的な文字二八八字を選び、その巻の主旨にしたがって配列した。基本用筆。鄭羲下碑を学ぶ上に最も重要な基本の点画を抽出し、その各々に骨法、運筆写真を付して説明。主な偏旁の書き方。偏旁によって文字を系統的に配列し、それぞれ結構・用筆を中心として説明した。初心者が結構法を習得する上の便を考慮し、各文字に九等分割の朱線を付している。
著者等紹介
広津雲仙[ヒロツウンゼン]
1910年長崎県に生る。漢籍を長岡参寥に、書を辻本史邑に師事。日展特選二回。1968年日展内閣総理大臣賞、1971年日本芸術院賞受賞。日展常務理事、日本書芸院董事、中央大学教授等を歴任した。1989年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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