内容説明
構造改革や民営化で日本は復活したのか?答えはノー!「大逆転の時代」とは、日本が潜在能力を発揮する時代。それができれば、日本が再び世界経済のリーダーとなり得るのだ。東京の一極集中に象徴される過密問題、地方の過疎、国民の高齢化。地方の活性化のためには「高速道路の無料化」が不可欠である。過密化した都市からの人やモノの大移動を引き起こすなど大胆な構造改革が実現すれば「日経平均株価10万円」も夢ではないのだ。
目次
第1章 東京が没落し、未体験の危機が来る
第2章 迫られる発想の転換
第3章 高速道路無料化で日本が変わる
第4章 日本列島再生論
第5章 日経平均株価10万円が日本を救う
終章 年金問題が一気に解決
著者等紹介
山崎養世[ヤマザキヤスヨ]
1958年生まれ、福岡県出身。1982年、東京大学経済学部卒業。大和証券株式会社に入社。1988年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経営学修士号(MBA)を取得。1994年、米ゴールドマン・サックス社に入社。1998年、ゴールドマン・サックス投信株式会社代表取締役社長等。ゴールドマン・サックス本社パートナー。2002年、ゴールドマン・サックス社を退社、シンクタンク山崎養世事務所を設立。金融、財政、国際経済問題等に関する調査・研究及び提言活動を行っている。衆議院選挙において、「高速道路無料化」及び「郵政資金の中小企業への活用」が民主党マニフェストに採用される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みやか
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16時34分読了。社内文庫から借りた。アメリカでハイヤーに乗ったとき、いつの間にかハイウェイを走っていていつの間にか目的地に着いている、という経験をし、どんな風に課金されているのかとなんとなく気になっていたが、どうやらハイウェイは無料であるようだ。高速道路の料金所はつくるのにも費用がかかるし渋滞も発生するから、料金を無料にし、料金所を撤去して生活道路として利用すれば循環がよくなる、という主張が記されている。他にもいろんな景気回復策が書かれていたが、高速道路無料化に多くの頁が割かれてあって情熱を感じた。2010/08/19