内容説明
皇室典範問題など、いま改めて皇室が注目を集めているが、そもそも皇族たちもまた、われわれと同じ人間なのだ。だからこそ本書では、皇室の人物に焦点を当てた。皇室に生まれたがゆえの苦悩とは?激動の時代に生きた宰相殿下の夢とロマンチシズムとは?皇后陛下が最期まで貫いたプライドとは?昭和天皇の「あっそう」連発の舞台裏とは?―皇室ジャーナリストの草分けとして、半世紀以上にわたる第一人者だけが知っている新事実を語り尽くす。
目次
第1章 皇室典範にみる皇族たちの憂苦
第2章 風雲児・宰相殿下の波瀾万丈
第3章 昭和天皇「人間」への道のり
第4章 明治・大正天皇のご臨終
第5章 明治・大正皇后のご臨終
第6章 知られざる皇室マル秘ノート
第7章 昭和天皇の弟宮たちは何処へ
著者等紹介
河原敏明[カワハラトシアキ]
1921年、北海道旭川市に生まれる。1935年より東京在住。明治大学中退。元拓殖大学客員教授。1952年より、未踏の分野だった「皇室ジャーナリスト」の道を開拓、数々の特ダネ、スクープを発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃとら
54
元号が変わると決まった頃たまたまBOで手にした積本。明治天皇からの天皇家の系図が載っている、直径以外の皇室はほとんど知らなかった私には驚きの連続😱皇室典範での女性天皇を認めていない所では、道教が女帝の寵愛を受けて皇位を狙った⁈とか。東久邇稔彦の破天荒な生き方とか。三笠宮の皇籍離脱騒動など。明治天皇、大正天皇の崩御の様子も。イギリス王室との比較。少々ゴシップネタのような部分もあったが私には良い勉強になりました。女性天皇問題は直近の大きな課題ですね。令和の時代も戦争のない時代である事を祈ります。2019/05/02
kinupon
2
皇室本は沢山出ていますが、入門書としては最適です。2013/09/17