出版社内容情報
「越山会の女王」と呼ばれた母とオヤジ・田中角栄が私に遺してくれたこと。三回忌を前に、父母の素顔を娘が綴る。激動の戦後昭和最大の政治家、田中角栄。傍にあり支えた佐藤昭(あき)。娘でなければ描きえなかった秘録がここにある。
「あたしは、お母さんの人生を認めるよ」 本文より
亡き母の人生、オヤジの姿が響く。
角栄死して二十一年、佐藤昭死して四年になる。
おそらく佐藤あつ子のこの本によって、角栄の物語は完結したのである。
解説より・早野透(元朝日新聞政治部記者)
平成二十二年(二〇一〇年)三月十一日、一人の女性が逝った。昭として生まれ、戦後最大の巨星、田中角栄の公私をささえ、「越山会の女王」と呼ばれた佐藤昭子。娘である著者が亡き母との日々、時代を駆け抜けた昭と角栄の歴史の表裏、ともに生きた自己を語る迫真のノンフィクション。立花隆氏との対談をも収録。
<本書の内容>
序章 母の最期
第一章 オヤジからの手紙
第二章 出生の秘密
第三章 過剰な愛情
第四章 母の絶頂と転落
第五章 自殺未遂
第六章 やがて淋しき越山会の女王
第七章 母との対話
終章 柏崎にて
対談 「越山会の女王」の素顔 立花 隆×佐藤あつ子
あとがき
文庫版のためのあとがき
解説
佐藤 あつ子[サトウ アツコ]
著・文・その他
内容説明
平成二十二年(二〇一〇年)三月十一日、一人の女性が逝った。昭として生まれ、戦後最大の巨星、田中角栄の公私をささえ、「越山会の女王」と呼ばれた佐藤昭子。娘である著者が亡き母との日々、時代を駆け抜けた昭と角栄の歴史の表裏、ともに生きた自己を語る迫真のノンフィクション。立花隆氏との対談をも収録。
目次
序章 母の最期
第1章 オヤジからの手紙
第2章 出生の秘密
第3章 過剰な愛情
第4章 母の絶頂と転落
第5章 自殺未遂
第6章 やがて淋しき越山会の女王
第7章 母との対話
終章 柏崎にて
著者等紹介
佐藤あつ子[サトウアツコ]
昭和32年(1957年)、東京都品川区にて田中角栄と佐野昭の娘として生まれる。(認知されていないため、戸籍上の父は別にいる)。慶應義塾大学2年時退学。文藝春秋2011年11月号で公表した「田中角栄の恋文」が第73回文藝春秋読者賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みーなんきー
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