講談社文庫
へうげもの 〈九服〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 379p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062777346
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将古田織部。朝鮮戦争泥沼化、余命少なし太閤秀吉。人気漫画、講談社文庫版、遂に第二期刊行開始!さらば秀吉公、お世話になり申した。
武将茶人を描く異色大河漫画。

窯大国・朝鮮からイノチガケで得た新窯術によって、またひとつ「へうげた」うつわが生まれた。“織部ごのみ”はさらなる飛躍を遂げる。無謀な半島侵略に、武将たちの疲弊と不満は頂点に。政権簒奪(さんだつ)に燃える家康に対し、秀吉の命は潰(つい)えようとしていた。週刊「モーニング」連載の大河漫画、大躍進文庫版第9弾。

※KC『へうげもの』第9服とは収録話数が異なります。

山田 芳裕[ヤマダ ヨシヒロ]
著・文・その他

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カツイチ

6
ミュキュウとかはにゃあとか、訳わからないけど、何だか解る。「乙」って概念もなんとなく解る、そうだよね日本文化は「わびさび」だけじゃないんだよな。流行りの「お・も・て・な・し」だって、本当は命がけだ(織部が瀕死の秀吉をもてなしたように。) あの信楽焼きは「卯の花垣」?2014/02/16

うえ

5
利休「己がわからぬ未熟者にはそこまでよ。大方茶道筆頭の地位と引き換えに…私の首を刎ねに来たのであろう。下らぬ野心に衝き動かされてな」織部「申し開きはいたしませぬ」利休「いかにも他に理由があるか如き受け答えよの…皆まで申さずグッと堪えたところに潔さを見出せと…と? 木ッ端大名とは付き合いきれぬわ。左様な格好良さ自慢は、その方がさもしき家中に留めておくがよい」2016/12/21

Motley

1
★★★★2014/01/21

bittersweet symphony

1
この時期に文庫化が再開されたのはなぜかというと、戦国時代ネタから離れていた某国営放送の大河ドラマが戦国ネタに戻ってきたからに違いありません。この間「歴史秘話ヒストリア」でも古田織部ネタをやっていて、本書の作者 山田芳裕(1968-)さんも顔を出しておりました。秀吉の最晩年から関が原に向かう時期が舞台。各登場人物のキャラクター付けのデフォルメ具合は毎度の事ながら秀逸、島津義弘のそれは他人事ながらクレームが心配になるレベル、石田三成についてはちといやらしさが出すぎなきらいはありますね。 2014/02/12

kitarou

1
ついに文庫版が再開!茶頭頭になり一層、うまくたちまわる織部と秀吉の死を前にした諸大名の「数奇」の観点から描かれた権謀術策が面白い。2014/06/29

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