内容説明
多倍長計算環境を設計するための理論的基礎・計算アルゴリズムに加え、C/C++による多倍長計算ライブラリのプログラミングテクニックや、演算の高速化手法について詳しく解説。
目次
第1章 多倍長精度数値計算とは?
第2章 コンピュータにおける数値演算の基礎
第3章 コンピュータにおける計算高速化手法
第4章 GNU MPの多倍長整数演算と多倍長有理数演算
第5章 多倍長浮動小数点数演算―GMPのMPFとMPFR/GMP
第6章 マルチコンポーネント型ライブラリQD
第7章 基本線形計算と連立1次方程式の解法
第8章 混合精度反復改良法
第9章 多倍長計算の高速化技法拾遺
付録
著者等紹介
幸谷智紀[コウヤトモノリ]
1991年東京理科大学理工学部数学科卒業。1993年日本大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。雇用促進事業団・石川職業能力開発短期大学校講師。1997年日本大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。1999年静岡理工科大学理工学部情報システム学科講師。2016年静岡理工科大学総合情報学部コンピュータシステム学科教授。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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