講談社文庫<br> 小暮写眞館〈下〉

個数:

講談社文庫
小暮写眞館〈下〉

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月17日 19時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062776745
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

もう会えないなんて言わないよ。花菱家には秘密があった。小暮写真館への引っ越しで、もう一度、家族と向き合った英一。そして??。――今だから、言えるんだ。
ふたをしてきた家族の過去。それに向き合う時がくる。

人の想いは思いもかけない場所に現れることがある。たとえば写真とか。英一の小学生の弟、光(ピカ)の様子がおかしい。友人のテンコによれば、彼は写眞館の元主(もとあるじ)、小暮さんの幽霊に会いたいのだという。そして垣本順子、英一と家族、各々が封印してきた過去が明らかになる。読書の喜びがここにある。感動の結末へ。

宮部 みゆき[ミヤベ ミユキ]
著・文・その他

内容説明

人の想いは思いもかけない場所に現れることがある。たとえば写真とか。英一の小学生の弟、光の様子がおかしい。友人のテンコによれば、彼は写眞館の元主、小暮さんの幽霊に会いたいのだという。そして垣本順子、英一と家族、各々が封印してきた過去が明らかになる。読書の喜びがここにある。感動の結末へ。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京都生まれ。’87年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞後、’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、’93年『火車』で山本周五郎賞、’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、’99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞、’02年司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 5件/全5件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんふぁん

330
2019年7月28日読了。うわー、こんな素晴らしい最後が待ってるなんて、上巻読んでる時には想像つかなかった。英一くんがこんなに大人になっていくなんてねぇ。下巻ではどんな話に持ち込むんだろうと思ったら、英一くんとその仲間の素敵な関係が出てきて、下巻後半は涙涙で感動してました。あんまり言うとネタバレやから言えませんが、朝ドラみたいな感じかな?いい話でした。宮部みゆきさんからこんな作品が生み出されるイメージがなかったから、驚きでした。2019/07/28

どんちん

272
下巻も上巻同様、テンポのいい地の文が、マンガの吹き出しのように楽しく読まさせてくれた。最終章、あぁなるほど、それまでの3話は全てがこのためだったんだな、大きな伏線だったんだなと、寂しいけど爽やかなエンディングを迎えるためのものだったんだと感じた。進路はバラバラになってしまったが、きっと彼達はこれから先、ずっと頼りあえる仲間でいるんだなと、思わず青春バンザイと叫ぶところ(大げさ)だったw ”くささ”を狙った感はあるが、素直に、宮部みゆきの手のひらにのっかっておこう!2014/06/16

yoshida

267
下巻読了。「カモメの名前」、「鉄路の春」の2編を収録。どちらも良いが「鉄路の春」が好き。花菱家では英一の妹の風子の急死を境に、親族と絶縁していた。母・京子は自分を責め、弟・光は幼いながら自分を責めていた。英一は向き合ってこなかった自分の責任に向き合う。花菱家としてのケジメをつけに英一は祖父の納骨に立ち会う。風子についての心無いかつての言葉に反論する。人生という電車のしばらく落ち着く所を駅に例えたのは秀逸と思う。垣本順子も人生を進み出す。英一も新たな一日を進み出す。自作も出て欲しい傑作。2015/01/14

takaC

256
以前に分厚い単行本で読んだ時は結構感銘を受けたのだけど今回はそんなにもではなかったな。宮部みゆき作品としてはその後に巡り会った三島屋変調百物語シリーズの方がもっと好きになったしね。2014/11/17

hiro

211
第三話では、引き続き花ちゃんは心霊写真探偵を続けるが、相棒が垣本順子に交代。また小暮泰治郎の戦時中のことも含めて明らかになる。そして第四話では、花菱家の四人と垣本順子の抱えていたことがすべて明らかになる。読み出したら止まらなくなり、280ページを一気に読んだ。読んでいてもつらいところも多かったが、花ちゃんの啖呵で一気にスッキリさせてくれた。宮部さんの家族、友人、戦争等に対するメッセージを感じることができる作品だった。一話ずつ読み終えては、録画したドラマを観たので、ミス垣本は完全に成海璃子のイメージだった。2015/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7375561
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品