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講談社文庫
Logic 真相への回廊―ミステリー傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 460p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062775106
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2009年発表の推理小説から傑作9篇をセレクトしたアンソロジー。薬丸岳、横山秀夫、末浦広海ほかの作品所収。日本推理作家協会編2009年究極の短編ミステリー17編を、春・秋の2冊に分けて刊行。
(4月刊行分)
閑静な住宅地で発生した証券マンの変死事件。遺体はなにを物語るのか? 病身のベテラン検死官が真相を喝破する横山秀夫『未来の花』。男手ひとつで育てた息子の不審な行動を目撃した会社員。いったい、なぜ? 父親の苦悩を描いた薬丸岳『休日』。DNA鑑定がドンデン返しを招く末浦広海『生き証人』など、全9篇収録。

薬丸岳『休日』        
横山秀夫『未来の花』      
遠藤武文『レッド・シグナル』 
黒崎視音『ノビ師』      
西澤保彦『九のつく歳』    
伊岡瞬『ミスファイア』    
小川一水『星風よ、淀みに吹け』 
末浦広海『生き証人』      
大門剛明『この雨が上がる頃』
解説 佳多山大地


日本推理作家協会[ニホンスイリサッカキョウカイ]
編集

内容説明

閑静な住宅地で発生した証券マンの変死事件。遺体はなにを物語るのか?病身の検視官が真相を喝破する横山秀夫『未来の花』。男手ひとつで育てた息子の不審な行動を目撃した会社員。いったい、なぜ?父親の苦悩を描いた薬丸岳『休日』。DNA鑑定がドンデン返しを招く末浦広海『生き証人』。全9篇収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃにゃ美

13
9名によるアンソロジー、ミステリー傑作選。西澤保彦さん「九のつく歳」は不穏な空気、気持ち悪さが良かった(笑)自分の出すゴミが毎度、他人に回収、保存されているなんて気持ち悪いですよね。それが予想外の真相を導き出した時には驚いた。2017/12/17

ろここ

8
2009年発表のミステリー短編から傑作選を作ったもの。どれもその作家さんの特色を感じつつ、結末にも驚かされながら読める、満足度が高い短編集でした。ミステリーらしくザラリとした後味も楽しめるものが多い。この傑作選シリーズ、他の年のものも探して読んでみたい。楽しい! 西澤保彦氏の「九のつく歳」入れ子構造のような謎が好き。伊岡瞬氏の「ミスファイア」爽やかで好きな作風だったので、「教室に雨は降らない」探して読んでみようと思います。大門剛明氏の「この雨が上がる頃」すっかり騙された!2017/08/13

MIKETOM

6
九人の作家による全九話。実力ある中堅作家たちのようで、手堅い作品が多かった。そして、ラストに一捻りある意外で面白い作品ばかりだった。まあまあ高品質。『九のつく歳』が気持ち悪くてなかなかいい(笑)まさかラストにそうくるとはね。『この雨が上がる頃』がラストの意外性No.1かな。これもまさかそうくるとは。他もみないいんだよな。ただ『レッド・シグナル』はラストに許されたんだろうか。それもヘンな感じがするが。ちなみに第八話に高嶋詩織という人物がでてくるが、第九話に高嶋沙織という人物がでてくる。偶然なんだろうけどね。2020/08/17

アン

5
読みやすい短編集シリーズの一つ。ちょっとしたことが人を傷つけ、それが怨みとなり、結局自分に返ってくる。自覚のないのが一番始末に悪い。2017/09/11

春葉

5
知らない作家さんがたくさんでした。読みやすかったのでサクサク読了。長編を読んでみたい作家さんもいました。でも、やはり、横山さんが好きでした。薬丸さんは何かで読んでました。2013/10/21

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