• ポイントキャンペーン

講談社文庫
血霧〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774352
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「検屍官」シリーズ最新刊。副官フィールディングの死に釈然としないスカーペッタは、鍵を握る女と対決するために刑務所を訪ねる。

「検屍官」シリーズ最新刊。副官フィールディングの死に釈然としないスカーペッタは、鍵を握る女と対決するために刑務所を訪ねる。

内容説明

スカーペッタは、殺人鬼ドーン・キンケイドを産んだキャスリーン・ローラーに求められてサヴァンナの女子刑務所を訪れる。が、その面会を仕組んだのは姪のルーシーと別れたジェイミー・バーガーだった。弁護士となって9年前の一家惨殺事件の再審を目指す彼女は、再鑑定でドーンのDNAが見つかったと言う。

著者等紹介

コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア][Cornwell,Patricia]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった

池田真紀子[イケダマキコ]
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よむよむ

45
相変わらず、遠回しでわかりにくい。猜疑心と悲観主義の塊のようなケイの心情に気が滅入る。が、猟奇殺人とドーンの関わりがものすごく気になる~! いざ、下巻へっ2013/03/17

みっちゃん

37
前作【変死体】の連続殺人犯の母親の元に、あのセレブのスカーペッタが何故だかオンボロのレンタカーに乗って向かう、という場面から始まります。序盤の「私だけ何も知らない」状態はもうお約束という感じで頭がグラグラしますが、9年前の一家惨殺事件の詳細が気になって、あまりモヤモヤイライラする事なく、頁を捲る事ができました。この事件のドーンの関与は?ジェイミーはどうなるのか?下巻ではさらにもう一捻りの展開を期待!そして最後にはスカーペッタの手料理で乾杯♪でスッキリしたい。図書館の順番を待ちます。2013/02/24

Yuna Ioki☆

30
469−100−17 2014年度100冊目(ノーカウントのコミック除く)いい加減飽きてきたけど、意地で読んでる検視官シリーズ。今回も検査官らしい仕事はほとんどなく進んでいく。さて、下巻へ。2014/03/12

ヨーコ・オクダ

27
検屍官シリーズ。前作エピソードを引っ張った形ということでキャラたちの環境は変わらへんけど、舞台はジョージア州へ。あ、ジェイミーがヤメ検として登場…というのは変化かな。懐かしい、ケイの1人称語りでスタート。冷静なケイ。身の回りの微妙な違和感を認識しつつも、結局罠の中へ入り込んでいく。一方、不安定なジェイミー。どこまでが芝居でどこまでが本性なのかよう分からんけど、とりあえず自分の望む方向へあらゆる事象を持っていくために壮大な仕掛けを。ジェイミーマジックにかかって舞い上がっているマリーノが残念すぎる。下巻へ。2021/05/05

マッピー

14
恋愛中はしょうがないとしても、ケイとベントンが結婚してもう何年もたっていると思うが、未だにケイがベントンを褒めるとき、頭の良さと育ちの良さとそれなりの財産のことばかり。ベントンも彼女の見ためばかりを褒める。ケイの自尊心のもとは肩書きと財産と、たまに見た目。浅いんだよなあ、人物が。ケイの側にいる人はいい人で、敵対すると悪人。浅いんだよなあ、設定が。事件はほぼ全く進展しなくても、もういいや。多分浅い人物設定で、いかにどろどろの関係を造り上げるかが、このシリーズの肝なのだろうから。2018/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5639743
  • ご注意事項