講談社文庫<br> 謎の1セント硬貨―真実は細部に宿るin USA

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講談社文庫
謎の1セント硬貨―真実は細部に宿るin USA

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062771924
  • NDC分類 295.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「宇宙飛行士・向井千秋さんのご主人」である万起男さんと奥様のレアでディープなアメリカドライブ旅行記。講談社エッセイ賞受賞作。これがアメリカの常識!

古い1セント硬貨の“ある謎”がきっかけだった。「ひょっとすると、アメリカのホームページに質問メールを送ると親切な返事が戻ってくるのかもしれない」。アメリカ各地をクルマで回り、肌で感じた微妙な疑問を問い合わせてみると、続々戻ってくる返事メールからアメリカの真髄が見えてきた。<第25回講談社エッセイ賞受賞作>

プロローグ
第1章 奇妙な数字
第2章 巨大な星条旗
第3章 空を見上げたポパイ
第4章 い?い湯だな in USA
第5章 黒い革ジャンの少年たち
第6章 100万匹わんちゃん
第7章 制服を着ている人々
第8章 シンデレラの暗号
第9章 キルロイ伝説
第10章 マクドナルド万歳!
第11章 勝手にしやがれ
第12章 ヒューストン市警の対応
第13章 オザーク高原のイエス・キリスト
第14章 ニューヨーク市への忠告
第15章 修道士からの手紙
エピローグ
文庫版あとがき


向井 万起男[ムカイ マキオ]
著・文・その他

内容説明

古い1セント硬貨の“ある謎”がきっかけだった。「ひょっとすると、アメリカのホームページに質問メールを送ると親切な返事が戻ってくるかもしれない」。アメリカ各地をクルマで回り、肌で感じた微妙な疑問を問い合わせてみると、続々戻ってくる返事メールからアメリカの真髄が見えてきた。第25回講談社エッセイ賞受賞作。

目次

奇妙な数字
巨大な星条旗
空を見上げたポパイ
い~い湯だなin USA
黒い革ジャンの少年たち
100万匹わんちゃん
制服を着ている人々
シンデレラの暗号
キルロイ伝説
マクドナルド万歳!〔ほか〕

著者等紹介

向井万起男[ムカイマキオ]
1947年、東京都に生まれる。慶應義塾大学医学部を卒業。専門は病理診断で、慶應病院の患者さんから採られた検体を顕微鏡で覗いて診断する医師。現在、慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長。これまで、病理学に関する論文、著書多数。「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、女房に関するエッセイや本の執筆も開始、2009年、『謎の1セント硬貨』で第25回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

17
あの時 Utah で、高いからと 1943 U.S. Steel Cent を買わなかったのが、悔やまれる…2012/03/11

kuirou

7
女房である宇宙飛行士・向井千秋さんの休暇にあわせて車でアメリカをあちこちまわる中で不思議に思ったことを書いたもの。 ならまだ普通なのだが、その不思議に思ったことをメールで当事者や関係ありそうな人に質問し、分かったこと思ったことを書き綴ったものであり、メールでのやり取りを通してアメリカという国と人々のと交流を描いている。 お話のなかでは、「キルロイ伝説」の回が秀逸でした。 "Kilroy was here" -m-^U^-m-の落書きを巡るお話。何年も寝かした上で自分で新しい伝説まで作ってしまうとは!2012/07/14

arnie ozawa

5
俺の大好きなアメリカを俺と同じような目で見て、多くの日本人がまず知らないアメリカらしいアメリカをとらえた素晴らしいエッセイ。最後の章で俺自身長く住んでいたテネシーの話が出てきたのも嬉しい。あとがきのこの言葉に共感。「アメリカには欠点が実に多い。それでも、私は親米派だ。アメリカという国には欠点を是正しようと勇気を持って立ち上がる人が絶えずいるから。」2018/12/01

チョモ

5
本屋でふと手に取った一冊。面白かったです。不勉強で存じませんでしたが、著者は宇宙飛行士・向井千秋さんの旦那サンなんですネv 好奇心の塊の様な二人の旅路には、読んでて考えさせられるエピソードも幾つか。途中で気になるコトがあれば、関係各所に手当たり次第のメール攻撃(>_<) しっかりした返事をくれる機関が多いのは、アメリカと云う国のお国柄でしょうか。送り主から掲載の許可を貰った返信が、本書にも度々引用されてて、"生きた"交流が魅力的ですね。時々許可が無いメールも内容抜粋して載せちゃうのはご愛嬌かな…(^^; 2012/11/02

Mituya Hasegawa

4
宇宙飛行士・向井千秋さんの旦那さんである、向井万起男さんのエッセイ! アメリカ文化で気になったことをいろんなHPにかたっぱしから質問メールを送った筆者!そうしたら、来るは来るは、オモシロイ答えが!その答えからアメリカ文化の一面が見えてくる!そんな一冊でした!2013/05/25

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