内容説明
整形医学に長年かかわる著者が、歳をとっても自立した生活を送るための方法や、スポーツの効果とケガのリスクをわかりやすく伝える。長寿者の人口増加がもたらす食糧・水不足問題、社会保障問題などへの影響にも触れ、広い見地から「不老長寿」にまつわる想いを語る。
目次
第1部 不老長寿、その過去、現在、未来(紀元前のアジアの長寿者;不老長寿の医生物学;女性はなぜ男性よりも長寿なのか;わが国の超高齢社会を診る;生活習慣病と生活機能病;生活機能病の予防;わが国の介護保険制度はこれでよいか;超高齢社会「日本」のゆくえ;不老長寿と地球社会)
第2部 スポーツと生活機能病(人とスポーツ;成長期のスポーツ障害;中年期のスポーツ;高齢者の身体訓練)
著者等紹介
山室隆夫[ヤマムロタカオ]
1931年生まれ。京都大学医学部卒、近畿大学医学部教授、京都大学医学部教授、医用高分子研究センター長(4年併任)、京大病院長(2年併任)、京都大学名誉教授、国際整形災害外科学会理事長、マルセイユ大学名誉博士、放送大学京都学習センター所長を経て、現在、財団法人生産開発科学研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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