出版社内容情報
“シモネッタ”という異名を持つ筆者が「本能に忠実なイタリア人」を抱腹絶倒の筆致で描く。抱腹絶倒のイタリアガイド。この本を手に、生きている充実感に満ちた頽廃と快楽の国へいざ!! 車を盗まれがっくりしていると、翌日お詫びの手紙とオペラのチケット付きで戻ってきた。「洒落た泥棒じゃないか」とオペラに出かけて帰ってみたら家は空っぽ――。スリも泥棒も、つきまとう男たちも、個性的で限りなく人間くさい国、イタリア。この国に恋して四十年の著者が贈る、爆笑エッセイ&ガイド。(講談社文庫)
まえがき
第1章 ローマ
その1 永遠の娼婦
その2 秘蔵の穴場
第2章 ミラノ
その1 最後のピエタ
その2 さらば栄光の日々
その3 歌麿、大活躍
第3章 ボローニャ
チョコでもお断り!
第4章 ルガーノ
金持ちはスイス国境を目指す
第5章 ナポリ
その1 終の棲家はカプリ島
その2 男たちのこだわり
第6章 ヴェネツィア
その1 官能がうずく運河の街
その2 悲哀のゴンドラ
第7章 ヴェネト地方・ブレンタ運河
尽きぬ夫婦愛
第8章 フィレンツェ
その1 デカメロンな性欲
その2 苦い初夜
第9章 シチリア
その1 僧院の怪異
その2 燃えたぎる血潮
その3 パレルモの貴族
第10章 マテーラ
少年の笑顔
第11章 ペルージャ
熟年留学のすすめ
あとがき
田丸 公美子[タマル クミコ]
著・文・その他
内容説明
車を盗まれがっくりしていると、翌日お詑びの手紙とオペラのチケット付きで戻ってきた。「洒落た泥棒じゃないか」とオペラに出かけて帰ってみたら家は空っぽ―。スリも泥棒も、つきまとう男たちも、個性的で限りなく人間くさい国、イタリア。この国に恋して四十年の著者が贈る、爆笑エッセイ&ガイド。
目次
第1章 ローマ
第2章 ミラノ
第3章 ボローニャ
第4章 ルガーノ
第5章 ナポリ
第6章 ヴェネツィア
第7章 ヴェネト地方・ブレンタ運河
第8章 フィレンツェ
第9章 シチリア
第10章 マテーラ
第11章 ペルージャ
著者等紹介
田丸公美子[タマルクミコ]
イタリア語会議通訳、翻訳業。広島県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。親友の故・米原万里氏から授った称号“シモネッタ(シモネタの女王)”に恥じない卓越したユーモアセンスを武器に、痛快エッセイを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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