講談社文庫<br> 人外鏡―人工憑霊蠱猫

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講談社文庫
人外鏡―人工憑霊蠱猫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 567p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062769167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

美袋小夜子は死んでいた!? 驚愕の急展開美袋小夜子、半年前に焼死。小夜子であるはずの私はある人物の心が生んだ妄想だった。それもあの……。仲間たちとの日々は幻だったのか―。

内容説明

目覚めた“私”はベッドに拘束されていた。戻り始めた記憶での名前は“美袋小夜子”。だが周囲から告げられた私の名は―憎むべきあの人物の名前だった。人工憑霊の使役者として、世界を破滅に導こうとする“有鬼派”達と戦った記憶は妄想だったのか!?“蠱猫”の世界が大きく揺らぐ。妖怪伝奇小説、驚愕の急展開。

著者等紹介

化野燐[アダシノリン]
1964年、岡山県生まれ。岡山県在住。1999年「幻想文学」誌上にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しおつう

18
雲外鏡、確か初代鬼太郎が苦戦した妖怪。それはさておき、多重パラレルワールドという解りにくい世界に加えての鏡面世界。ウォッカのビール割を飲んで酔っぱらった様な感覚になってしまいそう。このシリーズもあと1作品だというのに未だに誰が味方で誰が敵なのかも理解が難しい。それもこれも裏切り、寝返りが横行するからだと思う。ただ、誰がどの鬼神を使役するのかは今更ながらなんとなく覚えてきた。そこだけ単純に楽しもう。2019/10/24

じゅんぢ

13
このシリーズに飽きたという理由かもしれないけど、なかなか読もうという気力がわかなかった。読みだしたら面白いんだけど。2017/11/11

つばめ

10
蠱猫シリーズ7作目。 内容や視点がコロコロ変わり、最後まで読み進めないとどういうことなのかが読者に開示されないので、理解するのに苦労しました。 今回の話も、気味悪く恐ろしい妖ものがたくさん出てくるので、背中がぞわぞわしていました。 鏡合わせの世界で共に戦う小夜子。どちらが表で裏の世界なのか見当をつけて読んでましたが、最後の最後であー!そっちだったのかー!と衝撃を受けました。そうなってくると、次回はどういう展開をみせるのかとても気になる終わり方でした、2018/05/12

ako

5
うっかり騙されるところでした。このシリーズもこれで完結?と思ってしまいました。龍造寺だけでなく黒猫も数が増えて訳わかんなくなりそう。元に戻れてよかった、と思ったのもつかの間…早く続きを読まないと内容を忘れてしまいます。2012/08/16

be2

2
並行世界話、こんがらがってわやくちゃに。これがありだったら、何でもありじゃなかろうか・・。最後の装丁、なるほどね。2014/09/22

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