講談社文庫<br> 渡る世間は「数字」だらけ

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講談社文庫
渡る世間は「数字」だらけ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062765916
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「世の中や人生を、数字を通して考えてみると面白いかも」と思った“万”起男さん。本業の医学から、宇宙・統計までの「数字」の意味を考察する。遺伝子情報は3%しか活用されない意味、1日10万個の脳細胞が減っても大丈夫なわけ、日本の国番号81の意味、世論調査の数字のウラなど軽妙洒脱に切りまくる。

目次

愛人の数と本妻の立場―63対1の戦い
3回目の結婚
日の出の30分前
9桁の数字の意味
17年続いた伝統
70人に1人!?
65歳以上の方々へ
45日間で落ちるのに
K/9
身長の300倍の距離〔ほか〕

著者等紹介

向井万起男[ムカイマキオ]
1947年、東京都に生まれる。慶應義塾大学医学部を卒業。専門は病理診断で、慶應病院の患者さんから採られた検体を顕微鏡で覗いて診断する医師。現在、慶應義塾大学医学部准教授、病理診断部部長。これまで、病理学に関する論文、著書多数。しかし、「宇宙飛行士・向井千秋の亭主」であることを潔く自認し、女房に関するエッセイや本の執筆も開始、2009年、講談社エッセイ賞を『謎の1セント硬貨』(講談社)で受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョニーウォーカー

11
月は毎年3.8センチずつ地球から遠ざかっている。大リーグでは年間約100万個のボールが使用され、そのために1万頭以上の牛革が使われる。そんな数字にまつわる意外なデータを、彼特有のユニークな視点で鋭く読み解く「ヘェ」が満載のエッセイ集。なんでもマキオちゃん、5万年後の人類に回遊型衛星を使って手紙を送るという国際プロジェクトに参加しており、手紙の内容には本書に収録されているうちの3編を選んだのだとか。“日本人初の女性宇宙飛行士・向井千秋の旦那さん”という呼び方は、もはや失礼なのかもしれないな。2010/08/12

なにょう

6
名古屋ー東京ー名古屋、高速バスの中で読了。相変わらずの万起男節。ちょっとマニアックで。数字にまつわるエトセトラ。イチローにまつわる記述多し。イチローってやはり、すごいんだな。アメリカにまつわるいろいろ。数学は苦手だけど、数字は嫌いじゃない。2015/08/13

takaC

4
文庫化改題だという情報を得た上で買って読んだので実質再読だが、何度読んでも好みである。2010/06/07

barcarola

2
エッセイというよりは雑学本。野球などにジャンルが偏り気味なのが残念。2016/04/29

うたまる

2
病理医である著者の数字にまつわるエッセイ集。取り上げる数字が多種多彩で面白く、それ自体で勉強にもなるが、エッセイとしてはそんなにうまくはない。”軽妙なユーモア”を目指したが、”軽薄なオヤジトーク”の域を出ない感じ。覚えておきたいものは、「人間は一日を25時間として生きるようになっている」「宇宙飛行士の訓練の大部分は宇宙で行う任務の訓練であって、宇宙に行って死なないための訓練ではない」「月の英語表記は元々10ヵ月分で、2ヶ月増やした時に2つずつ後ろにずれた」「人間の持つ細菌量は全体重の約5%」など。2014/08/17

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