講談社文庫<br> お金をかけずに食を楽しむフランス人 お金をかけても満足できない日本人

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講談社文庫
お金をかけずに食を楽しむフランス人 お金をかけても満足できない日本人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062764766
  • NDC分類 596.23
  • Cコード C0195

内容説明

フランス人にとって「食べること」は人生そのもの。お金をかけずに、ほんの少しの工夫と好奇心で毎日の食卓をもっと楽しく!手軽に作れる家庭料理や地方の名物料理、気取らないおもてなしなど、パリに20年間暮らした著者による仏流・美味しく食べて豊かに暮らすヒントが満載のエッセイ集。

目次

第1章 おしゃれなパリっ子から聞いた、食の本音
第2章 楽しい仲間と囲む、肩の凝らない食卓
第3章 パリの異邦人に教わった本物のお国料理
第4章 プロヴァンス編―青い海と空とラヴェンダー香る村を夢見て
第5章 ブルゴーニュ編―ぶどう農家の人たちに乾杯!
第6章 アルザス編―コウノトリがくるという、フランスでもっとも美しい村
第7章 ノルマンディー編―料理が奏でるセレナーデ
第8章 どっさり野菜が家庭料理の魅力です
第9章 食べ物、四方山ばなし
第10章 食べることのたいせつさを教えてくれた人たち

著者等紹介

吉村葉子[ヨシムラヨウコ]
1952年神奈川県藤沢市生まれ。立教大学経済学部卒業。20年間のパリ滞在を通じ、フランスおよびヨーロッパ全域を対象に取材、執筆を続ける。日常生活に根ざしたエッセイなど著作多数。現在は神楽坂を拠点に、講演活動も行っている。また、男女の愛を語る小説や翻訳物も出版。日本家政学会食文化研究部会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

16
吉村葉子さんのエッセイを読むのは「お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安な日本人」に続き2冊目。同シリーズに恋愛編もあるようだけど、そちらはフランス人男性の話が鬱陶しそうなのでパスした(笑)本書はフランス在住経験が長かった著者が同国の各地を回って見聞きした、レシピがいらないほど簡単につくれて美味しい料理を紹介している。著者が神楽坂に開店した店の紹介が多くてちょっと辟易したけれど、一度は行ってみたいかも。これまでのフランス料理に対するイメージがガラッと変わった一冊。2012/06/11

雲をみるひと

7
フランス人、フランスな食がテーマのエッセイ集。作者の体験から構成されており、なかなか知り得ないことが多く書かれており面白かった。ちなみに頻繁に登場する作者の神楽坂の店は既に閉店済らしい。2019/01/08

みとと50

7
何となく、日本下げフランス上げのイヤーなタイトルだと思って嫌煙していた本。内容はあんまりそんな事なくって拍子抜け。これタイトルが悪すぎだよ。こんな日本下げのタイトルじゃなかったら、もっと売れたんじゃないかな。途中途中の自分のお店の宣伝が鼻につくから、いっそ自分のお店の出来事中心に書いて、時々パリのお話書いていれば受け入れやすいのに。内容だって読みやすくってあんまり深い話もないし勿体無いよなぁ。サラッと読めるあっさりしたパリ生活紹介の本なのに編集者に変な風に乗せられたのかと邪推。 2012/10/03

aki

3
人生の価値には誰にも決められない、自分が「心地よく暮らせている」かどうかだけ。そんなシンプルなことに気付かされた在フランス十数年のマダムのエッセイ集。2018/09/27

hime

3
自身のフランス滞在時のエピソードや体験談、現在主宰中のジョルジュ・サンドでの出来事などもふんだんに織り交ぜて書き上げてくださったエッセイ、とっても興味深く読み進められました。大切なのはお金をかけることではなく、気持ちを込めること。2010/09/04

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