講談社文庫<br> のんびり各駅停車

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講談社文庫
のんびり各駅停車

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763820
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0195

内容説明

速く楽にという時代、各駅停車で旅を深く楽しむ。奥羽本線、上越線、北陸本線、関西本線、高徳線、鹿児島本線。車窓から眺めただけでは見ることのできない駅周辺の風景や、街の歴史や人情が、すべての駅に降りることで見えてくる。JR完乗の著者が厳選した路線を、写真と文で綴る贅沢な旅。

目次

1 奥羽本線(福島‐米沢間9駅)
2 上越線(沼田‐越後湯沢間10駅)
3 北陸本線(魚津‐糸魚川間11駅)
4 関西本線(亀山‐木津間13駅)
5 高徳線(三本松‐徳島間13駅)
6 鹿児島本線(川内‐鹿児島間12駅)

著者等紹介

谷崎竜[タニザキリュウ]
1969年名古屋市に生まれる。千葉大学理学部数学科卒業。卒業後、数年をかけて世界五十数ヵ国を放浪し、旅専門のライター・カメラマンとして現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

36
2009年刊。JRの地方幹線で各駅下車の旅。将来への記録とすべく住民や乗客への取材を重視し、有名人や観光地の話は少ない。お陰でとてもスッキリしている。対象は奥羽本線(福島〜米沢)から鹿児島本線(川内〜鹿児島)迄の6路線。各駅を尋ねる事で地形や気候が理解しやすく、沿線に住んでいた様な錯覚を覚える。進むに連れて山と平地が入れ替わる日本らしい景色が楽しい。駅近くの商店や食堂で聞く歴史は興味深く、特に無人駅の取材は貴重である。カラー写真が多く、木造駅舎の待合室など夢と寂しさが同居している。2018/04/02

JUVE

8
まえがきに「駅ガイドではない」と記されていたので、どのような内容になるかと期待しつつ。私は、所謂「鉄ヲタ」ではありませんが、「鉄分」は結構含んでいると思います。どちらかというと、時刻表や路線図が好きで、学生時代は机上旅行クラブに在籍していこともありました。本書は、駅舎を紹介するものではなく、駅を中心軸にしながらも、周辺情報、特に人にフューチャーしています。他に、情景や歴史など、駅を語る書籍とは一線を画しています。新幹線が網羅され、便利な世の中ですが、ローカル線の良さを改めて認識しました2016/12/23

ゆうへい

4
カラー写真が多く、どの路線もとても興味深く読みました。この本で取り上げられている路線はほとんどJRで、鉄道ファンには人気のある区間でした。その区間の全ての駅を降りて、そこに駅で出会った生活利用者とその暮らし、情景や駅の歴史と経緯が淡々と描かれています。また、要所で駅や周辺にあるスポットの写真、乗客への取材なども語られています。それぞれ話が進むにつれて山と平地が入れ替わるも鉄道旅行の醍醐味でもあり、全ての駅から地域が見えます。情報は古いですが、これを読んで改めてローカル線の良さを再認識できました。2020/03/31

のげぞう

0
地方路線のある区間を各駅で下車し街歩きをまとめた本2016/11/07

ふじさん

0
やってみたいけど、時間とお金がなければできませんね。2010/08/03

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