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講談社文庫
中島らものたまらん人々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763332
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

人を見る目があると思っていたのになんで…?と嘆いているアナタ。「お悩み相談」の達人の周囲にだって振り回すヤツばかりいるのだ。遠目に見ているぶんはいいけれど、身近にいたらサァ大変。「いばりんぼ」「うんこたれ」「しぶけち」などなど、「わからん」「たまらん」「こたえん」を絵日記風に観察した初期のエッセイ集。

目次

わからん人々(わけのわからん人;鼻につく人;ヤマイダレの人)
たまらん人々(いばりんぼ;とろーい人;うんこたれ ほか)
こたえん人々(落語版・明るい悩み相談;バーゲン・ラプソディ;菅原センセの“ここ一番”)

著者等紹介

中島らも[ナカジマラモ]
1952年、兵庫県尼崎市に生まれる。大阪芸術大学放送学科を卒業。ミュージシャン。作家。『今夜、すべてのバーで』で第13回(平成4年)吉川英治文学新人賞を、『ガダラの豚』で第47回(平成6年)日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞した。2004年7月26日、転落事故による脳挫傷などのため死去。享年52歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

38
これを読んで思ったことは世の中がたまらん人が多いな わけのわからない人老人やケチな人やけくその人など いっぱい。おることを面白く書いている まぁ一番たまらん人はらもさん自身やな 合掌!!!!!2019/03/19

かずぼう

31
著者の中島らも、アル中や薬物なんかにも手を出して、波乱万丈の人生、最後は飲み屋の階段から転落し脳挫傷で死去。でも、面白い本だった、この世に爪痕は残したねえ。ありがとう、合掌。2022/08/08

みゃーこ

13
「たまらん人々」とは総じて言うと強烈にテイスティで、しかもその味が形容しがたい特殊なフレーバーを持っているわけである。遠目に見ている分には面白いけお毎日そばにいられると「たまらん」。そういう人の標本箱。たまらん人々のフレーバーは「ぶわーっと」とか「フィーリングのほうはどうかね?」とか、阪急電車のアナウンスとか、言葉では表現しきれない笑いをらもさんは表現する。そして、思わず笑ってしまう。フレーバーという表現がぴったりだ。そういう笑い、たまらん。2012/07/26

よっしー

10
★3 もう故人であるが、初読み。いい味だしてるエッセイ。2017/02/12

yukinden

7
たまにの息抜き、たまらんわ2012/08/17

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