内容説明
「うちの子は、いったいどうなってしまうのだろう」。ADHDやLD、アスペルガー症候群といった発達障害を子どもが患ってしまったら、親は途方にくれるばかりだ。増える軽度発達障害の傾向と対策から、子どもの成長過程のなかで親は何ができるのかまでを、教育学と医学の立場で専門家がわかりやすく解説。
目次
1 うちの子は変?
2 軽度発達障害が増えたわけ
3 どこに相談したらよい?
4 結局、診断基準は何なの?
5 軽症ほど診断がむずかしい!
6 特別支援教育って何?治療法はないの?
7 子どもにもっとも基本で重要なこと
著者等紹介
鈴木陽子[スズキヨウコ]
1935年東京都に生まれる。早稲田大学文学部名誉教授。早稲田大学第一文学部卒。東京教育大学(現・筑波大学)附属聾学校教諭を経て、’64~’65年ボストン大学、ハーバード大学大学院に留学、及びパーキンス盲学校盲聾部交換教師。帰国後、’78年早稲田大学専任講師を経て教授。日本の障害者教育の基礎をつくる
金澤治[カナザワオサム]
1951年新潟県に生まれる。埼玉医科大学医学部准教授。京都大学医学部卒業後、同大学医学部附属病院小児科学教室、同大学医学部小児科学教室助手等を経て、カナダ西オンタリオ大学医学部神経科てんかんユニットに留学。帰国後、国立西新潟中央病院てんかんセンター小児科医長等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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i-miya
23
2010.05.10 (副題)うちの子がヘンと言われたら鈴木陽子・・・1935生まれ、早稲田大学文学部卒。名誉教授。LD。金澤治・・・・1951、新潟生まれ、てんかん。P259 (あとがき) 子供の発達が気になる親が多い。1. うちの子は変? ◎変わった子で問題児?目線をあわさない。いきなり立ち上がる。人見知りをしない。表情に乏しい。指差しをしない。好き嫌いが激しい。疳の虫、強い。名前を呼んでも振り向かない。いきなり他人の子をつき飛ばす。算数、国語が悪い、ほかは並。2010/05/12
つたじゅん
2
題名から、もっと噛み砕いた内容かと思いきや、専門用語満載の話でした。2010/12/27
おだまん
1
起きていることはすべて正しい2010/02/18
Masashi Taniguchi
0
発達障害は連続的だが、施策はゼロか100の対応とならざるを得ない。余裕のない世の中で、誰がどのようにフォローしていくかが課題。2016/08/13
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- 和書
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