内容説明
都内の住宅街で偶然カメラマンが写真に捉えた、男の生首をくわえた黒犬の姿。そして時を同じくして、女性銀行員の誘拐事件が発生。犯人の要求は、指定する5つの会社に融資を行うこと。各社は倒産寸前という共通点のほか、何のつながりも見当たらない。奇妙な二つの事件の、点と点が結びついた先には…。
著者等紹介
阿井渉介[アイショウスケ]
1941年北京生まれ。早稲田大学文学部卒業。シナリオライターとして「特捜最前線」など約500本のシナリオを手掛ける。1980年小説現代新人賞を受賞、以後小説に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シアン
6
警察物だけれど、ヘタレが主人公の恋愛物を読んでいるようだった。登場人物もあまり魅力的ではないし、トリックも盛り込み過ぎていて、現実味に欠ける。2016/06/08
ピレン
0
久々に刑事物を読みました。 内容は、途中から殺人事件がメインではなく、恋人がいるのに被害者の娘も好きになってしまい恋に悩む主人公の苦悩がメインになっている気がする。 ハラハラする事件展開が待ってると思いながら、読んでいたので事件の顛末には納得できない。トリックにも無理がありすぎて、少し残念。2014/07/21
bondo
0
ごちゃごちゃした話でまとまりがない。話に無理があるような。2011/04/17
諸葛遼孔明
0
32011/02/04
ジジ
0
薄かった。色々ちりばめてみて最後うまいことまとめてみましたけどどうでしょうって感じ。でも全然収束感とかカタルシスとかないんですけど。そして堀がヘタレで見てらんない。2010/01/29
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- 和書
- 対訳でたのしむ船弁慶