内容説明
東京新宿御苑の新緑が一夜にして枯れ果てた。化学兵器によるテロとして公安部が乗り出してくるなか、薬師寺涼子警視とその下僕(?)泉田警部補は、人間を噛み殺す人食いボタルの大群に遭遇!首都を揺るがす怪事件の連続と、暗躍する秘密結社?常識外れの環境破壊に非常識の急先鋒・お涼サマが立ち向かう。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。’77年第3回幻影城新人賞、’88年第19回星雲賞を受賞。壮大なスケールと緻密な構成で、SFロマンから中国歴史小説まで幅広く執筆を行う。2005年『ラインの虜囚』(講談社ミステリーランド)で第22回うつのみやこども賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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