出版社内容情報
軒先には風鈴が揺らめき、縁側には金魚鉢──あぁ、これぞニッポンの夏・・・・・・。「ちょっと待った!それは違反!」「んなバカな?」はい、とあるイタリアの町では実際に「金魚鉢」の使用が条例で禁止されているんです。理由は、「魚の視界を歪める、動物虐待だ」から。まったくビックリな話。つっこみ隊長、のり・たまみと行くヘンな法律ワールド!
内容説明
「豚を飼うときは地面掘りができるようにすること」(スイス)、「月で戦ってはいけない」(月協定)、「ミニスカートをはいてると逮捕?」(軽犯罪法)、「日曜日に子どもが遊ぶには免許証が必要」(米テネシー州)など。世界中を旅した夫婦が各国のおかしな法律・条令をつっこみまくる、書下ろしバラエティ・エッセイ。
目次
第1章 なんで、こんな法律作ったの?責任者でてこい
第2章 男と女の間には、深くて暗い法がある
第3章 地獄の沙汰も金次第
第4章 人間虐待、動物過保護の章なり
第5章 軽犯罪だよ、全員集合!8時じゃなくてもみんな逮捕だ
第6章 そんなこと、どうでもいい法律!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
9
正直言って面白くない!こういう本は「おかしな法律の例を沢山読みたい」からこそ読むわけで、法律の専門家ならまだしも法律にどうでもいいようなツッコミを入れられても全く面白くないのだ。自虐ネタも同じものの繰り返しでだんだん読まされるのが辛くなる。自虐エッセイで面白いのは身内でなければ本人が有名人かよっぽど文章がうまいか、だと思うのでどちらにも当てはまるとは言いがたいこの本では自虐はもっと控えていただきたかった。共著なのに妻・たまみが鬼嫁のように描かれるだけというのも不快。切り口を変えれば面白くなると思うのになぁ2010/11/12
カクテキ
2
自虐ネタは勘弁して2008/01/31
フミ
0
内容は悪くないけど、作者のツッコミが寒いのが残念。2014/11/27
山口陽子
0
楽しかったよ。 変わった法律を面白口調で書いてて。 ちゆーよりも、作者の自虐トーク?が 微妙に笑えた。 サラッと読めちゃいました。 日本で当たり前のことも海外行ったら 捕まっちゃう?!みたいなね。
パトリック
0
世の中にはいろいろ法律があり、首をかしげるものも多い。日本では改正しないまま時代に合わなくなったものということになるだろうが、なにかの時にお上に都合よく使われるのではという被害妄想的な思いにもなる。軽犯罪法によれば、ニートは罪、太ももを出しても罪、切符の列に割り込んだら罪、死体を動かしたら罪…なのである。 著者はのりさん(夫)たまみさん(妻)のコンビらしい。2019/07/12