内容説明
「ママには内緒ね。男の人とするの、はじめてだもん」。画廊ビルのオーナーが妖艶な未亡人なら、奔放な娘もこぼれんばかりの美貌を揺らす。私立探偵鳴尾のもとにもたらされた相談という名の母娘の甘美な挑発。鳴尾は娘が開発途上のレズビアンだと見破り、未亡人がひた隠す秘密へと迫る。極上官能ステージ九幕。
著者等紹介
南里征典[ナンリセイテン]
1939年福岡県生まれ。新聞記者を経て、『鳩よゆるやかに翔べ』で文壇デビュー。国際冒険小説、本格推理、官能サスペンスなど多彩な作品を発表。1992年『紅の翼』で第1回日本文芸家クラブ大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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