内容説明
出雲修平は2年前に大手商社を定年退職し、現在は年金生活者。ひょんなことから「運転免許を取ろう」と決意し同期で中途退職し、今は事業家として成功している友人に紹介された自動車学校に入学した。そこの女性教官に、修平がかつて好きだった元部下の美里がいた。定年後の人たちの夢と挑戦を描く傑作。
著者等紹介
安土敏[アズチサトシ]
本名荒井伸也。1937年、東京に生まれる。東京大学法学部卒。住友商事を経て、株式会社サミット出向。社長、会長を歴任。オール日本スーパーマーケット協会会長。1986年、長篇小説『企業家サラリーマン』を刊行し、大きな注目を集める。同作品は、テレビドラマ化され、英訳本も出版された
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