出版社内容情報
知の冒険者たちの思想と人間ドラマを説く『現代思想の冒険者たち』に待望の軽装版が登場!
知の巨匠4人が拓く新たな地平
人間の闇と世界の謎を探究
2つの世界大戦、アウシュヴィッツと収容所群島、民族紛争・環境破壊――。自由と人権、合理主義と近代科学を理想とした輝かしい≪近代≫は、なぜ流血と破壊の20世紀に成り下がってしまったのか。その問題を根源から考える批判と反省の営みが「現代思想」。私=同一性とは何か、客観世界は実在するのか。我々はどこへ行くのか。現代思想は、デカルト以来の近代の知の、何を継承し何を廃棄すべきかを問いつめる。
付・現代思想年表――矢代 梓
現代思想の二重遭難者たち――いしいひさいち
プロローグ 四人の偉大な思索者
第1部 マルクス――神話的幻想を超えて 今村仁司
第2部 ニーチェ――力への意志のモルフォロギー 三島憲一
第3部 フロイト――意識のブラックホール 鷲田清一
第4部 フッサール――身体と大地のアルケオロジー 野家啓一
エピローグ 新しい時代の知的生産のために
今村 仁司[イマムラ ヒトシ]
著・文・その他
三島 憲一[ミシマ ケンイチ]
著・文・その他
鷲田 清一[ワシダ キヨカズ]
著・文・その他
野家 啓一[ノエ ケイイチ]
著・文・その他
矢代 梓[ヤシロ アズサ]
著・文・その他
内容説明
二つの世界大戦、アウシュヴィッツと収容所群島、民族紛争・環境破壊―。自由と人権、合理主義と近代科学を理想とした輝かしい“近代”は、なぜ流血と破壊の二十世紀に成り下がってしまったのか。その問題を根源から考える批判と反省の営みが「現代思想」。私=同一性とは何か、客観世界は実在するのか。我々はどこへ行くのか。現代思想は、デカルト以来の近代の知の、何を継承し何を廃棄すべきかを問いつめる。
目次
プロローグ 四人の偉大な思索者
第1部 マルクス―神話的幻想を超えて
第2部 ニーチェ―力への意志のモルフォロギー
第3部 フロイト―意識のブラックホール
第4部 フッサール―身体の大地のアルケオロジー
エピローグ 新しい時代の知的生産のために
著者等紹介
今村仁司[イマムラヒトシ]
1942年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。専攻は社会思想史。現在、東京経済大学教授
三島憲一[ミシマケンイチ]
1942年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。専攻は社会哲学、ドイツ思想史。現在、大阪大学教授
鷲田清一[ワシダキヨカズ]
1949年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。専攻は哲学、倫理学。現在、大阪大学教授
野家啓一[ノエケイイチ]
1949年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。専攻は科学哲学。現在、東北大学教授
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