講談社文庫<br> ミスキャスト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062738927
  • Cコード C0193

出版社内容情報



林 真理子[ハヤシ マリコ]
著・文・その他

内容説明

「今日も奥さん、仕事っていって出かけたでしょう。でも違いますよ。男の方がどうしても会いたいって言ってきたからですよ」突然かかってきた電話から、妻・典子に不倫の疑いを抱く原岡。が、そんな彼は会社の同僚、元妻の姪という二人の女性と逢瀬を重ねていた。深みにはまってゆく男と女たちの行方は―。

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年4月、山梨県に生まれる。日大芸術学部卒業。コピーライターとして活躍ののち、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーに。『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞、『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、『みんなの秘密』で吉川英治文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あゆみらい

27
主人公、原岡は商社に勤める40代男性。やたらと女にもてる。不倫、離婚して不倫相手と再婚。元妻の姪と不倫…。離婚して再婚?原岡が本当に考え方も自己中心的で、思いやりがなくて場当たり的で、いらいらしながら読んだ。なんで、女は彼に惹かれるのかが理解できない。小説としてはおもしろい。2022/07/22

アコ

24
主人公・原岡は浮気性な男。不倫の末に離婚し再婚するも現状に満足できず勤務先の派遣社員、さらに元妻の姪と不倫関係になる。自分より立場が弱い若い女性を選ぶのは浮気男あるあるなんだろうけど小狡くて酷い。こんな呆れるほど不潔な状況が心理描写を上手くまじえて見事にまとめられているし、この手の俗っぽさを上手く書けちゃうのが林真理子だなー!と。(褒めてます。)性描写が多すぎるのは気に入らないけど。しかし原岡がゲス男なのは当然だけど、既婚者と知りつつ深い関係を持つ女性たちもなんだかな。ラストはまとまりよく満足。2016/09/18

うーちゃん

21
この手のテーマを面白がって読んでたときもあったけど、やはり結婚後に読むべき本ではなかった。不倫、ダメ絶対。これは本なんだから、って自分に言い聞かせないと、吐きそうな気分になった。特に、若い女と浮気(しかも元妻の姪ときた)→この出逢いは天からのプレゼントだ!(ハァ!?)→現妻の妊娠発覚→せめて産まれるまで関係続けらんないかな?(ポカーン)…もうね、誰か私にマシンガンをくださいって感じですよ。ラストは良かった。男性目線でここまで細やかに描ききった林さんの手腕はさすがと思う。再読はしたくないけど~。2013/06/11

MIKETOM

16
無様な不倫男が自爆した話。バレそうになってかなりヤバい状況にも拘わらず若い女の体に未練タラタラで『もう少しだけなんとか…』とか思い切り無様。なんて俺も笑ってるけど、似たような状況だったら似たようなことするかもしれないななんて自嘲の笑いでもある。ラストの再出発も不幸になる未来しか見えない。女のメンヘラ地雷っぷりがその予想に拍車をかける。にも拘らず男は最後まで自己弁護と言い訳を呟くばかり。ラストまで無様。林はこういう人間(男も女も)を書かせるとうまいね。ユーモアで包んでるから笑いながら読める。面白かった。2021/11/06

ゆう

14
浮気を繰り返す男の本音がリアルで、気持ち良いほどのクズっぷりに笑える。 この男のどこに魅力があるのかさっぱりわからない。 コロコロ態度が変わる男は信用できない。 その時々で親しく話してきたと思ったら機嫌が悪いのか素っ気なくなったりする人間は、この男の様に相手の反応を逐一計算していたりするのだろうか。 そして全部が裏目に出て自滅。 浮気した相手と結婚したところで、幸せになれないのは自業自得。2024/07/21

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