講談社文庫 不確定死体

エイミー・ガットマン/坂口玲子

講談社（2003/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 560p／高さ 15cm
• 商品コード 9784062736398
• NDC分類 933
• Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星が原ルビ猫]

優秀な女性弁護士の殺人と関わっていた事件、弁護士事務所の上司とのかかわりから、犯人を捜す主人公だか、あまり弁護士という設定が生かされていない気がする。

2009/03/19

[tsukasa_oishi]

弁護士事務所を舞台にしているけど、リーガル・ミステリではなくサスペンスである。サスペンスというわりには、あまりどきどき感はない。お話にちょっとまとまりが感じられなくて、だらだらとしているうちにエンディングになってしまった。主人公も犯人もちょっとキャラとして弱い。ただし読んでいるうちはなんとなくおもしろいのだ。なので最後まで読んでしまった。特にいいところが見つからないけどなんとなく読めてしまうので、もしかしたら一番始末に負えないのかも。