内容説明
隣に急成長を続ける国がある。もちろんそれは中国!12億人が21世紀へ疾走を始めた’90年代に、突然北京に住むことになった日本人女性たちは、「なんじゃこりゃ」のオドロキの日々をスーパーエッセイ&コミックに記録することを決意した。住み続けているからわかる、今のホントの中国を知る最強バイブル。
目次
街
美
食
住
子
遊
著者等紹介
原口純子[ハラグチジュンコ]
出版社、映画会社を経て’93年より北京在住。’85年、慶応義塾大学文学部卒。中国国営の出版社に在籍しながら、女性誌、機内誌、新聞などにモダン中国をテーマに多数執筆&コーディネート。2008年オリンピックの開催が決定し、近代化へと突っ走る北京に、まだまだ伴走する予定。面白くて役に立つ原口発・21世紀中国情報には定評あり
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
16
⭐️⭐️⭐️02年の本なのと北京中心の内容なので少し古いのですが、以前を思い出しながら楽しんで読めました。ちょうど12年ですから一回り前のものですが、リアルな現状を知っている人は隔世の感すら覚えるのではないでしょうか?光陰矢の如しです。2014/05/07
絵具巻
3
文京区立根津図書館で借りました。2016/10/25
ワタナベ読書愛
1
97年に、90年代の中国に住んだ日本人が、現地の人たちの生活を見聞きして衝撃的な面白さを紹介した本を、最新情報を加え加筆訂正して2002年に出版。 それを2020年に読んだが、衝撃的な面白さだ。ぜひとも知り合いの中国人に確認したいことが100個くらい出てきてしまった。庶民も金持ちも圧倒的に現実的で、生命力にあふれ、言いたい事を言い、やりたい事をやり、思い残すところなし。女子5名、絵描き1名が、容赦なく人間観察し、思いのたけをぶちまけてくれる。 文化の違い、感覚の違い、歴史の違いを庶民レベルで体験できる。2020/01/20
こらぴし
1
中国に住む日本人が現地で見た生の中国文化レポート たくましいけどちょっと変な感じ 派手好きだけど締まり屋 急な変化に妙な反応 直球勝負でバイタリティたっぷり リアリストで自己中心的 やっぱりちょっとなじめないかも 中国から見た日本だってじゅうぶん変なんだろうけど 特に京都みたいな内外が違う人間性は理解できないだろうねえ2006/11/19
hana
1
一昔前の中国。こんな景色はこれから、ネイティブでさえ目にすることはなくなるだろう。広い国なので一概には言えないけど。懐かしいなぁ。2010/01/21