内容説明
狂言界の若きエース、茂山逸平。祖父にして人間国宝・千作、父・七五三、名優・千之丞らの温かくも厳しい眼差しの下、彼は三番三を披く。兄・宗彦や、いとこたちとの切磋琢磨。京都に本拠を置き、現代と果敢に切り結ぶ役者と、伝統創造の鮮烈な現場を、気鋭の写真家のレンズが克明に追う。
目次
ハイライト、ワンカートンからツーカートン(高田文夫)
無類の透明感(大石静)
笑う門。(京極夏彦)
イッペイチャン、ガンバレ!バンザイ!(瀬戸内寂聴)
著者等紹介
橘蓮二[タチバナレンジ]
1961年生まれ。’86年よりフリーカメラマン。’89年パルコ主催「期待される若手写真家二十一人展」に選ばれる。’91年、’96年には個展開催。現在、人物写真を中心に雑誌等で活躍中
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