内容説明
日本の西端で「長崎オランダ村」を成功させた男が、さらに大きな夢を描いた。ハウステンボス・プロジェクト―投資総額6000億円。「テーマパークを越えた街づくり」を目指す。いかにして長崎・大村湾に巨大リゾートは生まれたか
目次
プロローグ この街はいかにしてつくられたのか
第1章 前史・長崎オランダ村物語
第2章 「グランドデザイン」に込められた熱き思い
第3章 街づくりを支える建設・情報の先端技術
第4章 名門企業「復活」を賭けマリンリゾートへ
第5章 ここから日本の「アミューズメント」が始まる
第6章 パビリオン出展企業が描く「夢と算盤」
第7章 400万人を「西の果て」に集客できるか
第8章 地元企業と結ぶ「輸送」「熱供給」体制
第9章 現地ルポ・オランダ本国の期待
第10章 インダストリアル・バンクの挑戦
第11章 「長崎オランダ村」を担う男たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K-YM
1
数年前、近所の図書館の除籍本譲渡で入手した本。ハウステンボス創業者の神近義邦氏が亡くなったニュースを見て読まなければ!と手に取った。彼のハウステンボスに込めた思いがよくわかった。また、著者も既に故人となっているが、著者の熱い気持ちも読み取れる。ハウステンボスに行かなければ。2020/11/12
blue-brass
0
2000年の8月だ。九州旅行でハウステンボスを訪れた。その際、土産として買ったのが本書。1章くらいを読んだ後、積ん読にしてしまい、本日読了となった。本物を求めていく壮大なプロジェクトだったが、直近の情報によると香港の投資会社に売却されたという。そういやぁ熊本県が外資系の企業が相次いで進出、えらいことになっている。環境問題、経済的な影響などがやばくね?という発信も目にする。もとい。旅行で撮った風車のスナップを年賀状に載せたら「オランダに行ったの? おれもそこへ行ったよ」と返事がきて返事にこまったっけ。 2024/04/02
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- 和書
- これが日本の自衛隊だ