内容説明
時々、子供を連れて家出する妻の行く先は?しかも帰ってくるたびに子供が違っている、とんでもない妻の奇行を描いた「何処へ」。夜ごと、妻が眠っているあいだに、眼球が2メートル、全長が300メートルに巨大化する「大きな夫」など、不思議な物語が14編。日常にぽっかり開いた妖しい時空へようこそ。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学法学部卒。1982年に『魔界都市 新宿』でデビュー。1985年に発表した『魔界行1』が爆発的ヒットとなり、ベストセラー作家に。異世界、恐怖とエロス&バイオレンスをたっぷり注ぎこんだ伝奇小説の第一人者である
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sun
3
短編集。奇行というのか奇想というのか… 現実離れした展開が面白い。たまにこのような話を読むのはいい刺激。2013/11/12
ひゅうひゅう
0
不思議な話の短編集。どうしても意味を考えて何これ?と思ってしまったが、考えずに読むことにした。それでもあまり面白くなかった。2017/08/07
オダ
0
世にも奇妙な短編集。とりあえず「お花をお届けします」のあれ、めっちゃ未必の故意。2014/01/26
炉土夢麋
0
良く言って幻想小説、悪く言って意味不明 短編集でやられると世界観や視点の入れ換えで混乱する はっきり言って読みづらいのでは、もはや読めない 視覚化した15分ムービーくらいなら暇潰しに見れそう あくまで暇潰し 4編ほど読んで断念 疲れる2012/08/26
あま
0
今まで読んで菊地秀行先生作品の中で一番難解だった。。短編小説なのに…。2013/04/11