内容説明
御殿場で放火殺人が発生!密告電話で、一人の女性が犯人と名指しされた。だが彼女には事件発生時刻、寝台特急「さくら」に乗車中という完璧なアリバイが。被害者をめぐる真犯人の思惑と殺意。そして蔵王で起きた事件とは?浦上伸介と前野美保のコンビが、時刻表トリックの謎に挑む。傑作長編推理。
著者等紹介
津村秀介[ツムラシュウスケ]
1933年横浜市生まれ。出版社編集者、神奈川新聞嘱託を経て、ミステリー作家に。時刻表を駆使したアリバイ崩しの名手として人気を博す。『飛騨の陥穽 高山発11時19分の死者』『山陰の隘路 米子発9時20分の死者』『迂回の殺意 伊東着16時27分の死者』『裏街』『孤島』(いずれも講談社文庫)、『伊豆の朝凪 米沢着15時27分の死者』『水戸の偽証 三島着10時31分の死者』(いずれも講談社ノベルス)、『札幌 月寒西の死線 寝台特急トワイライトエクスプレスの罠』(カッパ・ノベルス)ほか著書多数。2000年9月、逝去
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