出版社内容情報
200万人が選ぶ「肉フェス」4回連続総合優勝! 今度は、真に旨い牛肉を食べてもらおうと、世の中のお肉の常識をいっきに覆す。200万人が選ぶ「肉フェス」4回連続総合優勝!
国内外の有名店が出店するなか、シンプルな黒毛和牛のあぶり焼きに長蛇の列ができた。
その店のオーナーこそ自称お肉のヘンタイ・千葉祐士、本書の著者である。
本当に美味しい黒毛和牛を食べてもらいたいと、世の中のお肉の常識を本書で覆す。
和牛は今や世界的ブランド。そうなれた理由は、生産者が肉質と味をとことん追求してきたから。しかし近年、日本人を惑わすような情報が氾濫している。
「和牛の最高峰はA5ランク」「お肉をチルドで寝かせたら熟成肉になる」などなど。
霜降り肉離れも起きている。舌の肥えてきた日本人に、脂の美味しくない霜降り肉が敬遠されているのだ。
著者は、和牛の美味しさをもっと広め、和牛の生産をとおして日本を盛り上げたいと考えている。そこでまず、父親が牛の目利きで自身も牧場育ち、肉フェス連続総合優勝という実績をもつ著者が、これまで知られてこなかった、うまい肉に出会うための情報を知らせる。雄より雌牛こそ美味しいといった和牛の選び方を教えるほか、熟成肉の選び方や希少部位を食べるならどれが美味しいか、著者独自のランキングを初公表。そのうえ、焼き方、肉と相性のいい食品やワインなども合わせて解説。
和牛だけをとっても食のバリエーションがこんなに大きく広がるのかと驚くはず。
そこで最終章では、著者が和牛をとおして行っている地方の活性化に触れる。日本の将来に和牛が果たす役割は予想以上に大きいのだ。
プロローグ 元祖「お肉の解体ショー」
第1章 誤解だらけの牛肉選び
1 「A5」はお肉の美味しさの基準ではない
2 流通の事情が肉を決める
3 焼き肉の流行史
第2章 熟成肉の秘密
1 熟成肉の歴史
2 和牛の美味しい熟成肉の作り方
第3章 部位の魅力を堪能する
1 体の動きの違いで部位を把握する
2 霜降り好きにはたまらない希少部位はこれだ!
3 赤身好きにはたまらない希少部位はこれだ!
4 お肉好きの「通」が選ぶ希少部位、ベスト3
5 希少部位を家庭で楽しむために
第4章 焼き肉文化を楽しむ
1 お肉の「表情」を大切にする
2 カットと火入れの仕方でお肉が変わる
3 和牛と他の食材との幸福な出会い
第5章 生産者の事情
1 繁殖農家と肥育農家
2 常に学び続ける姿勢
3 新しい和牛の飼育方法を提案する
エピローグ・和牛をメインに「公益的ビジネス」を目指して
千葉 祐士[チバ マスオ]
著・文・その他
内容説明
200万人が選ぶ、肉フェス4回連続総合優勝!肉の旨さを日本一知る男が明かす!「A5ランクは旨さの基準じゃない」「老舗は昔からメス牛しか扱わない」「熟成肉の偽物に注意」「希少部位ランキング」など、お肉の新常識が凝縮した一冊。
目次
プロローグ 元祖「お肉の解体ショー」
第1章 グルメも騙される誤解だらけの牛肉選び
第2章 本物の熟成肉の見分け方
第3章 黒毛和牛の醍醐味「希少部位」ランキング
第4章 千葉流・切り方から焼き方まで、焼き肉を極める
第5章 世界一美味しい和牛の作り手が追い詰められている
エピローグ 和牛から始まる「公益的ビジネス」
著者等紹介
千葉祐士[チバマスオ]
1971年、岩手県一関市の牛の目利きを生業とする家に生まれる。1994年、東北学院大学経済学部を卒業後一般企業に勤めるが、27歳で脱サラし、故郷で1999年、焼き肉店「格之進」1号店を開業。実家の牧場で肥育する牛を提供し人気店に。2000年代には関東圏に進出。現在では、岩手県内と東京に計7店舗を展開。開店当初は「黒毛和牛」を看板にしていたが、2005年、故郷の地名をつけた「いわて門崎丑(かんざきうし)」というブランドを立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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