ポプラ文庫
明日町こんぺいとう商店街〈2〉招きうさぎと六軒の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784591139738
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

すこし不思議な商店街――「明日町こんぺいとう商店街」を舞台に、人気作家が短編を紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾!

内容説明

ここはすこし不思議で、どこかなつかしい「明日町こんぺいとう商店街」。入り口に立つ「招きうさぎ」に迎えられ、今宵も6つのお店に灯がともります。ひとつの商店街を舞台に6人の人気作家が紡ぐ、ほっこりおいしいアンソロジー第2弾!

著者等紹介

藤谷治[フジタニオサム]
1963年生まれ。2003年『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』でデビュー。2008年『いつか棺桶はやってくる』が三島由紀夫賞候補になり、2010年には『船に乗れ!』(三部作)が注目を集め、本屋大賞で7位となる。『我が異邦』が織田作之助賞候補に。作家活動のかたわら、東京・下北沢で書店「フィクショネス」を経営している

あさのますみ[アサノマスミ]
秋田県生まれ。2007年、第13回小学館おひさま大賞・最優秀賞を受賞。2013年、第14回ピンポイント絵本コンペ入選。声優・浅野真澄としても活躍

安澄加奈[アズミカナ]
1987年、長野県安曇野市生まれ。2007年、ジャイブ小説大賞で、はじめて手がけた長編小説「願いの神さま」が奨励賞を受賞。2011年に『いまはむかし 竹取異聞』(ポプラ社)でデビュー

加藤千恵[カトウチエ]
1983年北海道生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、短歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。現在は、小説、詩、エッセイなど、様々な分野に活躍の幅を広げている

吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で第3回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞・読者賞をダブル受賞。受賞作を含む『しゃぼん』(新潮社)でデビュー

大沼紀子[オオヌマノリコ]
1975年、岐阜県生まれ。脚本家として活躍中の2005年に「ゆくとしくるとし」で第9回坊っちゃん文学賞を受賞し、小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

168
明日町こんぺいとう商店街、アンソロジー2作目。前作の方が豪華でインパクトもあったけど、今作は初読みの作家さんがいたり、1作目とは違う作風だったりで、楽しかったです。相変わらずの作中リンクや、1作目とのリンクは読んでいてウキウキしてしまう。今作の個人的ダントツは大沼さん。素敵な話だった。キヨにはまだまだ鳥吉頑張ってほしい。加藤さんも最後が加藤さんらしい(笑)あとは初読みさんばかりで発掘できてよかったです♪いざ、3弾へ!2017/10/03

シナモン

166
東京スカイツリーの程近くにある架空の商店街「明日町こんぺいとう商店街」を舞台にした物語の第二弾。とんちがきいてたり、ほっこりしたり、切なかったり。今回も楽しめました。同じ商店街を舞台にしながらも違う作家さんたちが綴るストーリーはちょっとずつ空気感も違って、でも登場人物はゆるく繋がって。何とも言えない心地よさ。今回は「水沢文具店」のお話が好みでした。続けて次巻を読もうと思ったけど勿体なくなってきた。間隔あけて大事に読もうかな。2021/01/17

*すずらん*

135
入り口の招きうさぎに招かれて入っていくと、ここは商店街 明日町こんぺいとう。そこに並ぶ各商店にスポットを当てたアンソロジーだからこそ、この架空の商店街にリアリティーが増していきます。各々の経緯、生活状況、悩みの種。商店街を訪れる人から見れば 昔から変わらずそこにあるお店でも、その時間の分だけ人々の悲喜交々があり、今でも多様な喜怒哀楽が行き交っています。それは架空の明日町こんぺいとうだからではなく、現存するどの商店街にもいえる事です。もしこのお話に魅力を感じたなら、是非貴方の町の商店街に行ってみて下さい。2018/01/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

134
1の作品のリンクも多くて楽しめました。本作ではお弁当屋・文具店がイイ。2017/10/18

たるき( ´ ▽ ` )ノ

134
今回もすごく面白かった♪アンソロジーだけど、他の作品とちょこちょこつながっていて、全体的に似たようなほんわかさがある。自分自身がこの商店街を見てまわっているような感覚になり、探検しているときのようなワクワク気分になれた(*´∀`*)2014/05/09

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