講談社+α新書<br> 女のカラダ、悩みの9割は眉唾

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講談社+α新書
女のカラダ、悩みの9割は眉唾

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062728386
  • NDC分類 495
  • Cコード C0247

出版社内容情報

ホルモン、妊娠・出産、セックス、プレ更年期。女性誌もネットも誤解だらけ。人気女医が一刀両断「その悩み、きっと思い込みです!」ホルモン、妊娠・出産、セックス、プレ更年期。女性誌もネットも誤解だらけ。
人気女医が一刀両断「その悩み、きっと思い込みです!」

「オス化」「卵子老化」に怯え、生理の辛さに泣き、「私らしい」妊娠・出産を夢想する……ああ、なんで女ばかり気苦労が多いのか? 「みんな医学的根拠のない情報に振り回されすぎ!」と警鐘を鳴らすのは、産婦人科医・宋美玄先生。「恋してなくても女性ホルモンは出る」「子宮はそう簡単には冷えない」「出産をイベント化しないで」などなど、自らも35歳で高齢初産を経験した著者が語る、女心とカラダにまつわる画期的人生論!

まえがき
第一章 セックスできれいにはならない
 女性誌は「都市伝説」の温床
 恋しなくても女性ホルモンは出る
 「セックスで美肌」はセクハラ
 イカない女はホルモンが出ない!?
 女の不健康自慢「敏感肌」のウソ
 「みんなそうしてる」に騙されない
 体はコントロールできないもの
第二章 「オス化」に怯えるホルモン知らず
 働きすぎても「オス化」はしない
 「ティースプーン1杯」の謎
 女性ホルモン信者の勘違い
 モデル体型がいいと思ってる!?
 「妊娠力アップ」は誇大広告
第三章 あなた、実は「冷えて」なんかいません
 何が「子宮にやさしい」のか?
 「自然派」なのに抗生剤好きな人
 漢方薬にもリスクはある
 「不妊」「逆子」と冷えは無関係
 子宮は冷えない
 骨盤よりも大事な「骨盤底筋群」
 「膣トレーニング」は誰のため?
 「奥のほうを締めてください」
 知らない不幸と調べすぎた不幸
 思い込みが生むストレス
第四章 「ピルが怖い」って誰が言った?
 生理で苦しむならまずはピル
 ピルは太らない
 ピルを飲むのはあばずれ!?
 実態が伝わらず怖がられる副作用
 副作用の「本当のところ」
 たくさんのメリットを知る
 「彼には隠れて飲め」
 日本での使用率が低いわけ
 ピルの種類と費用
 実体験に基づくピルの特性&処方
 女にやさしくない日本
第五章 産むことが「女の証」ではありません
 「女の証」って何?
 芸能人の高齢出産は異例中の異例
 「何歳まで妊娠できると思う?」
 「卵子老化」に怯える女たち
 ピンクリボンとアンジー
 「卵子凍結」は心の安定剤
 ゆとり教育男の「妻だけED」
 「排卵日が妊娠しやすい」はウソ
 「ダンナがその気になってくれない」
 AV男に振り回されない
 オジサン思考の産婦人科医
第六章 妊娠・出産に「私らしさ」は求めない
 美化されすぎた出産
 出産論争は「極論VS.極論」
 なぜ、産む「箱」にこだわるのか?
 子供は「預かりもの」
 受ける? 受けない? 出生前検査
第七章 怖がりすぎる更年期、女は死ぬまで女です
 更年期に「プチ」「プレ」はない
 セックスと閉経は無関係
 女医ならわかってくれる!?
 意外に多い「性交痛」
 「自前」にこだわる女性

あとがき


宋 美玄[ソン ミヒョン]
著・文・その他

内容説明

女性誌にケンカ売ります!セックスできれいになる?そんなアホな!「オス化」に怯え、生理に泣き、「私らしい出産」にこだわる、その気苦労、晴らします!

目次

第1章 セックスできれいにはならない
第2章 「オス化」に怯えるホルモン知らず
第3章 あなた、実は「冷えて」なんかいません
第4章 「ピルが怖い」って誰が言った?
第5章 産むことが「女の証」ではありません
第6章 妊娠・出産に「私らしさ」は求めない
第7章 怖がりすぎる更年期、女は死ぬまで女です

著者等紹介

宋美玄[ソンミヒョン]
1976年、兵庫県神戸市生まれ。2001年、大阪大学医学部を卒業し、大阪大学産婦人科入局。2007年、川崎医科大学産婦人科講師に就任。2009年にはロンドンに留学し、最先端の超音波胎児診断を学ぶ。現在、産婦人科医として日々多くの女性患者を診療する一方、さまざまなメディアを通して、女性の性、婦人病、妊娠・出産についての啓蒙を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

78
女性誌やTV、インターネット等でも人気の産婦人科医が、女性の心と体に纏わるデタラメを訂正してくれてます。「みんな医学的根拠のない情報に振り回されすぎ」■昔からある迷信や作られた価値観、都市伝説が、女性を追い詰め、健康を損なわせ、人生の大事な選択を間違えさせる。「歪んだ思い込みや心無い言葉に踊らされない」■「コントロールできると思ってるからタスクが増えるし、出来なかったらストレスが溜まる」「生活の質が下がってるなら合理的な対処を」■自然派な人も、美容命な人も、女性誌やTVをよく見る人にもオススメです☆(→続2016/05/10

Koning

39
女性誌を中心にインチキとデマをばらまいて眉唾なあれこれが大ブーム。そのせいでストレス溜まってる患者さん多いし適切な医療を受けなくなっちゃう人だって出てくる!というちゃんとした産婦人科医による真面目な医療本。これは男も読むべきだろなー特に意味不明な言い訳で無茶なこと言ってる人多いみたいだし。で、ピル(特に低用量)とHPVワクチンへのデマとおっさん産婦人科医のトンデモとかはなんとも困ったもので(汗。で、とにかくおすすめなんだけど、巻末の+α新書の案内にはトンデモ医療本とかDNA性格診断なんて(続く2015/03/25

ゆめ

36
宋先生ならではのお話も盛り沢山で これから妊娠・出産を考えている方は 一度目を通しておくのも良いかと思いました。 自分の身体 大切にしたいですね。2016/07/11

でんか

29
現役の産婦人科医による、まことしやかにかたられている女性の体についてのウソ・ホントなほん。「冷え」のこと「ピル」「妊娠」「更年期」などなど、マスコミなどのメディアが視聴者の関心を引くためにあれこれ言い出したことに実はそんなことはなくて実は、という解説が明快に描かれている。なにせ明朗快活な口調でサクサク書かれたらサクサク納得してくしかない。己のメディアリテラシーが試されるほんでもある。2019/12/22

assam2005

25
なかなか聞けない女性の体について。女性誌の煽りをどこまで信じていいのかと半信半疑だったのですが、その答えを産婦人科医から直接聞くことができ、「そういうことか」と納得。美容への影響、ホルモンとは何か、ピルの認識、冷えについて、出産・妊娠・更年期について。病院で体について問診しているかのように淡々と話され、イヤらしさの欠片もなし。(笑)素直に自分の体と向かい合えました。これから迎えるであろう更年期が怖かったのですが、これを読んでちょっと安心。しかし、眉唾な情報が普通に蔓延してる現状が怖いです。2019/03/24

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