出版社内容情報
竹内 孝仁[タケウチ タカヒト]
著・文・その他
内容説明
認知症の正体は脱水だった!一日1500ccの水分摂取の習慣こそが認知症予防の大きな力になる!
目次
序章 水分を多くとることは、最強のボケ封じ
第1章 認知症はどういう病気なのか
第2章 水の力が症状を消す
第3章 体調をよくすれば、認知症は治る!
第4章 水分補給で治った実例
第5章 まわりの無理解がボケを悪化させる
第6章 日本の介護はこんなにお粗末
著者等紹介
竹内孝仁[タケウチタカヒト]
医学博士・国際医療福祉大学大学院教授。1941年、東京生まれ。日本医科大学卒業後、東京医科歯科大学助教授、日本医科大学教授を経て、2004年より現職。1973年から特別養護老人ホームにかかわり、オムツはずし運動などを展開。80年代から在宅高齢者のケア全般にかかわる。日本ケアマネジメント学会副理事長、NPO法人パワーリハビリテーション研究会理事長など多数の委員等を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sayzk
10
古老頑迷なるジジババに1500ccの水や運動はきついぞ。著者は介護職に期待かけすぎ。どんな職業にも優劣はある。相撲取りでも横綱から序ノ口まであるように。成功例が、みんなにあてはまるとは言えない。それをだね、「客=消費者なんだから要求せよ。」とは何事か?これを読んで強引な要求してくる輩が出てこないことを祈る。また、精神科病棟不要論にも違和感。精神を病んで犯罪を犯すなんてありえんと言うなら裁判で「責任能力云々」を無罪や減刑のネタに使うな。とまれ水を飲む事の有効性は理解。私は自分でせっせと水を飲むこととしよう。2018/03/23
リハヒロ
8
このような本は多々見かけますが、どうして本になるのかと疑問ですね。臨床的な根拠が全くありません。有害本と言えます。思いつきで本を書いているのでしょうか?心不全や低ナトリウムが増えますよ。 そもそも、飲めない水を飲ませるという倫理的にも問題があります。 2018/04/14
Humbaba
6
人は、自分の役割を持っていないと人生に大して前向きになることあgできない。そして、前向きになれない状況では、どんどん気力を失っていく。病は気から、という言葉にあるように、気持ちが人体に与える影響は決して小さなものではない。積極的に関わりを持ち、問題行動に対してもなぜそのようなことをしたのかを考えてあげることが重要である。2013/12/20
Ryotaro Tsunekawa
4
「水を飲むと認知症が治る」と言う説を聞いたので本書を読んだのだけれど、聞こえの良いフレーズだけが一人歩きしていたことがわかる。ここでいう水を飲むとは何か、認知症とはどういう状態か、ちゃんと理解しないでフレーズを聞けば大いに誤解が生じる。いわく、認知症は認知や判断の障害であって、記憶の障害とは別である。いわく、水をたくさん(というか、適正に)飲むことによって覚醒度が増し、認知判断力が復活する。理論だけでなく、経験を元に構築された論は説得力がある。実践したい。2017/08/24
よう
3
図書館本。2022/08/16