出版社内容情報
「学校外の体験活動がなぜ必要か」「どんな力が身に付くのか」「子どものどの段階でどんな体験が有効なのか」を5000人調査を元に 「僕は学校で教わった勉強なんって一つもない」(橋下徹・大阪市長)――この言説は橋下市長にかかわらず多くの大人が口にする。一代で財をなした人物の立志伝を読むと頻繁に出てくる。本当に学校で教わったことは卒業後、役に立たないのだろうか? もしそうなら、立志伝中の人たちは、どこで生き抜く力を身に付けたのだろうか?
本書は、「学校外の体験活動がなぜ必要なのか」「どんな力が身に付くか」「子どものどの段階でどんな体験が有効なのか」「それは誰が保証すればよいのか」などについて論じる。そして、そのバックグラウンドとして、国立青少年教育振興機構が5000人の成人を対象に調査し、2010年10月にまとめた「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」を使っている。すると、ガリ勉ではなかった子どもが「高学歴」「高収入」になり、かつ「異性にモテる」ことがわかった!
第1章 人生の成功と失敗を決める体験とは
第2章 12人の著名人の子ども時代
第3章 日本の子どもが抱える大問題
第4章 子どもの生活と遊びの変遷から
第5章 学校外の体験活動で何が変わるか
第6章 先進国の共通課題――放課後改革
明石 要一[アカシ ヨウイチ]
著・文・その他
内容説明
ガキ大将や問題児だった人がなぜ出世?日本を代表する12人の特別な体験とは!?本書は、国立青少年教育振興機構が五〇〇〇人の成人を対象に調査した「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」を使って「学校外の体験活動がなぜ必要なのか」「どんな力が身につくのか」「どの時期にどんな体験が有効なのか」などについて論じている。
目次
第1章 人生の成功を決める学校外体験とは
第2章 日本を代表する一二人の少年時代
第3章 日本の子どもが抱える大問題
第4章 思春期の学生と大人が持つ悩みごと
第5章 学校外の体験活動で何が変わるのか
第6章 成功の秘密「ナナメの関係」
著者等紹介
明石要一[アカシヨウイチ]
1948年、大分県に生まれる。千葉大学教授。奈良教育大学卒業後、東京教育大学(現筑波大学)大学院修士課程修了、同博士課程単位取得満期退学。千葉大学教授などを経て、2005年、千葉大学教育学部学部長。また、文部科学省中央教育審議会スポーツ・青少年分科会臨時委員、文部科学省中央教育審議会生涯学習分科会副分科会長なども務める。専門は教育社会学(青少年教育)。青少年文化の研究に精力的に取り組み、また長嶋茂雄氏を研究対象とした「長嶋学」を創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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