講談社＋α新書 貯金ゼロでも幸せに生きる方法―不景気時代のポジティブ貧乏のススメ

田中 靖浩【著】

講談社（2013/01発売）

• サイズ 新書判／ページ数 190p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062727891
• NDC分類 159
• Cコード C0236

出版社内容情報

不景気時代にお金に囚われずに自由に生きる！　貯金よりも大事な本当の資産を知って、自由で幸せな「ポジティブ貧乏」を目指す書第一章 日本の職場に大量増殖中、ダチョウ男とマグロ女の正体
上司、恐怖のワリカン宣言
15年で58万円も年収が減った！
危機から頭を隠すダチョウ男
転職できない女性の顔
職場で働き続けるマグロ女
低価格→低利益→低給料、魔の連鎖

第二章　日本男性が海外ハネムーンで新妻に嫌われる理由
予測不能な事態に弱い日本人男
「ピッ」時代が変わる笛が鳴った
貧乏だけど幸せという生き方
大きい奴が弱く小さい奴が強い

第三章　テレビリモコン化する日本人へ
大きい順に転落する家電業界
許されない「マイナス予算」
大企業病、視野狭窄病と領空侵犯許さん病で内戦始まる
文句は数字を出してから言え！

第四章 将来への「先高感」がポジティブ貧乏生活のコツ
過去の人生を捨てた男
気の持ちようが景気を上向かせる
貯金ゼロでも平気な人の頭の中
「貧乏」と「貧乏くさい」の差
忙しいを口にするたび貧乏になる
年賀状から漂う手抜き感のワナ
資金繰りの前に時間繰りを

第五章 「ワザと貧乏」体験が、いま必要な理由
自発的貧乏と非自発的貧乏
家庭内でポジティブ赤字を出す
ワンマン社長が悩む後継者問題
すべての働く人に「ワザと貧乏」を

第六章 将来稼ぐ準備のための「家計マネジメント」術
書店のドラッカー本ブームから
先送りとお持ち帰り好きな日本男
今から始める、減りゆく年金対策
家計簿は体重計と似ている
攻めるための攻撃的節約法

第七章 100万円の貯金より100万円一緒に稼ぐ「仕事の親友」
資産としての「友人」の見つけ方・運用法
もはや貯金と資格は万能ではない
眼を開けたまま眠るオジさん
最強のビジネススキルは「表情」
定年“社長デビュー”を目指す
節約よりも確実に明るい未来とは

第八章 貧乏に負けず、お金に囚われない生き方をする
保険は負ける方に賭けるバクチ
気分を暗くしない負債の削減法
健康を「金銭的な意味」で考える
ブータンのすごいところ　　ほか

第一章 日本の職場に大量増殖中、ダチョウ男とマグロ女の正体
上司、恐怖のワリカン宣言
15年で58万円も年収が減った！
危機から頭を隠すダチョウ男
転職できない女性の顔
職場で働き続けるマグロ女
低価格→低利益→低給料、魔の連鎖
第二章　日本男性が海外ハネムーンで新妻に嫌われる理由
予測不能な事態に弱い日本人男
「ピッ」時代が変わる笛が鳴った
貧乏だけど幸せという生き方
大きい奴が弱く小さい奴が強い
第三章　テレビリモコン化する日本人へ
大きい順に転落する家電業界
許されない「マイナス予算」
大企業病、視野狭窄病と領空侵犯許さん病で内戦始まる
文句は数字を出してから言え！
第四章 将来への「先高感」がポジティブ貧乏生活のコツ
過去の人生を捨てた男
気の持ちようが景気を上向かせる
貯金ゼロでも平気な人の頭の中
「貧乏」と「貧乏くさい」の差
忙しいを口にするたび貧乏になる
年賀状から漂う手抜き感のワナ
資金繰りの前に時間繰りを
第五章 「ワザと貧乏」体験が、いま必要な理由
自発的貧乏と非自発的貧乏
家庭内でポジティブ赤字を出す
ワンマン社長が悩む後継者問題
すべての働く人に「ワザと貧乏」を
第六章 将来稼ぐ準備のための「家計マネジメント」術
書店のドラッカー本ブームから
先送りとお持ち帰り好きな日本男
今から始める、減りゆく年金対策
家計簿は体重計と似ている
攻めるための攻撃的節約法
第七章 100万円の貯金より100万円一緒に稼ぐ「仕事の親友」
資産としての「友人」の見つけ方・運用法
もはや貯金と資格は万能ではない
眼を開けたまま眠るオジさん
最強のビジネススキルは「表情」
定年“社長デビュー”を目指す
節約よりも確実に明るい未来とは
第八章 貧乏に負けず、お金に囚われない生き方をする
保険は負ける方に賭けるバクチ
気分を暗くしない負債の削減法
健康を「金銭的な意味」で考える
ブータンのすごいところ　　ほか


田中 靖浩［タナカ ヤスヒロ］
著・文・その他

内容説明

お金に囚われず自由に生きる。誰でもすぐできる“本物の資産”の見つけ方。「金持ち＝幸せ、貧乏＝不幸」という思い込みが間違いであるとの立場に立って「正しい貧乏」についての心構え、方法、テクニックなどを説明した。

目次

第１章　日本の職場に大量増殖中、ダチョウ男とマグロ女の正体
第２章　日本男性が海外ハネムーンで新妻に嫌われる理由
第３章　テレビリモコン化する日本人へ
第４章　将来への「先高感」がポジティブ貧乏生活のコツ
第５章　「ワザと貧乏」体験が、いま必要な理由
第６章　将来稼ぐ準備のための「家計マネジメント」術
第７章　１００万円の貯金より、１００万円一緒に稼ぐ「仕事の親友」
第８章　貧乏に負けず、お金に囚われない自由な生き方をする

著者等紹介

田中靖浩［タナカヤスヒロ］
１９６３年、三重県生まれ。産業技術大学院大学客員教授。１９８６年、早稲田大学商学部卒業。外資系コンサルティング会社を経て、田中公認会計士事務所を独立開業。会計、経営コンサルティング、セミナー講師、書籍執筆、新聞、雑誌での活動を行う一方、落語家や講談師とのコラボ・イベントを開催するなど、公認会計士の枠に収まらない幅広い活動を展開中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[月讀命]

お金持ちは幸せであり、貧乏は不幸であるという今迄の価値観は捨て去ることが肝要。高学歴で有名企業に就職し資格を取れば一生安泰というのはひと昔前の事であり、いまや幻想である事は言うまでもない。稼げない時代に、なりふりかまわず金儲けに走り、節約し、貯金しようと努力している人がいるが、それに囚われていることは不幸である。自分自身、幸せの価値観を一度整理してみる事が必要だ。より良い友人関係を多く築き、健康こそ一番の資産と考え、現在に執着せず将来を見据えたポジティブ貧乏こそが素晴らしい幸せである。拝金主義は捨てよう。

2014/12/15

[りちゃあど]

タイトルからお金の本かと思いきや生き方の本でした。大企業がその規模ゆえに苦しみ続けるこの時代だからこそ、個を強みとした小回りのきく生き方をしていきましょうよということと受け取りました。「幸せの計り方は自分で決めていい」「最強のビジネススキルは表情（笑顔）」「自分の長所、個性（強みと言いかえてもいいかも）とはなんだろうということを把握して自分なりに生きていくこと」。あとがきにかえて添えられた千代鶴是秀（ちよづるこれひで）さんという伝説の道具鍛冶職人のものがたりも良かった。

2014/08/09

[0607xxx]

やっぱり、貯金はあった方が良いと思う。しかし、目先の貯金や節約に囚わる生き方や貧乏の考え方は考えさせられました。

2013/11/26

[yamaneko*]

来たる高齢化による年金不足、国家財政難時代に向けて、お金に頼らない「幸せ」基準を自分なりに作っておくことが大事、と説く。名付けて〝ポジ貧乏〟お金、時間、友人知人は増やさずに厳選していく。おざなりな年賀状コメントの例にヒヤリとしました。以後気をつけよう…

2013/07/09

[村越操]

異色な公認会計士らしいユルイ本。「器用貧乏をなめてはいけません。それをこじらせると本物の貧乏になる」「自分の先高感を高めるところにお金を遣い、その結果、貯金ゼロになっても、それはポジ貧なので心配はいりません」「将来を明るくする資産ベストスリーは、友人、時間、健康です」「貯金ゼロでも幸せに生きる方法とは、資産としての友人を作ること」「同じ仕事の能力なら絶対に人の話を楽しそうに聞く人のほうが選ばれます」「保険とは、自分が病気になったり事故に遭うと儲かるという”自分の不幸”に賭ける信じられないバクチです」

2013/04/21