講談社+α新書
組織を脅かすあやしい「常識」

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062727174
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0234

出版社内容情報

逆境でも確実に成果を上げるリーダーの心得「カオスからのイノベーション」――あなたの組織はそんな言葉遊びで迷走していませんか? 堂々巡りのビジョン、人事改悪を防ぐ超現実的マネージメント術を説く

内容説明

絶対、マネージメントを間違わないための前提28。戦略・組織・人の観点から、ビジネスに発生しがちな問題とその因果関係を平易に解明する経営書。

目次

なぜ「正しいマネージメント」は間違うのか
明確な経営ビジョンとは何か
戦略意思決定から好き嫌いを排除すべきか
戦略実行を間違えないために
ビジョンと戦略を考えるための正しい前提(まとめ1)
本当に「あるべき」組織とは
組織変更や提案制度は有効か
トップとミドルの役割
組織と役割を考えるための正しい前提(まとめ2)
なぜ今だに学歴重視なのか
「人材活用の本当の難しさ」とは何か
「人」と「仕事」を考えるための正しい前提(まとめ3)

著者等紹介

清水勝彦[シミズカツヒコ]
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。1986年東京大学法学部卒、1994年ダートマス大学エイモス・タックスクール経営学修士(MBA)、コーポレイトディレクション(プリンシプルコンサルタント)を経て、2000年テキサスA&M大学経営学博士(Ph.D.)。同年テキサス大学サンアントニオ校助教授、2006年准教授(テニュア取得)。Academy of Management Journal、Journal of Management Studies、Journal of International Managementの編集委員(Editorial Board)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aponchan

5
清水勝彦氏著作3冊目の読了。経営書として、様々な本や論文の例を引用しながら、分かりやすく説明している。人材登用に関する記載は、頷かざるを得ない。引用されている書物も読んでみたいと思わせられる。筆者の読書量にも脱帽。良書。2019/03/10

msugimo

4
今まで組織のなかで不満や疑問に思っていたことに、必然性があったこと。切り口をかえればそういう見方もあるということを知ることが出来た一冊。2016/03/30

Char

3
清水さんは好きな経済学者。飲み屋で愚痴られるようなステレオタイプの現状に対する不満や問題点について、「そもそも」に立ち戻って考えていくといった内容でクリティカルシンキングの基本でもあり参考になる。部下に勧めたい内容。5年ぶりに企画業務をしているが、安易な解決策は得てして思考停止となった前提条件や常識をそのまま使っているケースが多いことに気づく。なかなか企画が通りにくいと感じることもあるが(笑)、要所要所にそういった前提条件を疑うメンバーがいて、チェック&バランスが働いているという良さもあると感じる。2013/12/28

ブルーローズ

3
11月30日読了。本来組織とは個人ではできないことをするために結成されているのに・・・ねえ、っていうところから。やりやすいことだけやるのではなく、やるべきことから、ってところにやられました。長期的視点をもっていろいろしなければむしろマイナス?なんですよね。そのほかにも面白い言葉がちりばめられています。働いている人、経営学を学ぶ人に。2011/12/13

暇さえあれば

2
論理構成の結論がおかしいと感じたら前提を疑え。 制度、組織の問題ではなく、ビジョンの問題。 2021/10/13

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