“悲嘆”と向き合い、ケアする社会をめざして―JR西日本福知山線事故遺族の手記とグリーフケア

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“悲嘆”と向き合い、ケアする社会をめざして―JR西日本福知山線事故遺族の手記とグリーフケア

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582513288
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0047

出版社内容情報

愛する人を事故で突然失うとはどういうことか? この不条理に人はどう立ち向かうのか? JR西日本福知山線事故の遺族一五名の手記を中核に、心のケア、安全な社会のあり方を問う記録。

内容説明

突然、愛する人を喪う、とはどういうことか?この人生の不条理にどう立ち向かうのか?事故でご遺族となられた15人の方々の手記を中核に、心のケアの重要性を訴え、これからの社会のあり方を問う記録。

目次

第1部 JR西日本福知山線事故―遺族の手記(喪失の悲嘆と向き合う;遺族一五人の手記―愛する人の死と苦しみの日々から)
第2部 痛みを感じる社会、安全な社会(苦悩の道のりを見つめて―阪神・淡路大震災からJR西日本福知山線事故へ;グリーフワークを支えるケアの取り組み;事故がもたらす「人間の災害」―被害者の視点の重要性)
第3部 補論(グリーフケアをさらに学ぶために)

著者等紹介

高木慶子[タカキヨシコ]
1936年生まれ。上智大学グリーフケア研究所所長・上智大学特任教授。聖心女子大学文学部心理学科卒業、上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了。博士(宗教文化)。専門は、グリーフケア、スピリチュアルケア

柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年生まれ。作家。社会問題・医療問題などのノンフィクション作品や評論活動を展開、近年は心の問題や絵本についても積極的に取り組む。『マッハの恐怖』で大宅壮一ノンフィクション賞(1972)、『犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日』などで菊池寛賞(1995)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

10
脱線事故。これは、運転手までも犠牲者となる恐ろしい過密スケジュールがもたらした悲劇だった。3・11も衝撃だが、交通事故としては未曽有の犠牲が大きすぎた。最大のCSRは、遺族への謝罪や生活保障。飛行機事故もそうだが、たまたまその時間にその車両に居合わせた運命とは割り切れないもの、悔恨が遺族を苦しめる。JRとなったのは、中曽根政権のとき。この民営化というものが、国鉄という安全優先から利益優先へと完全にシフトしてこんな大事故につながっていると思えないだろうか。規制緩和し過ぎると、大事故に行き着くとつくづく思う。2013/06/24

JunTHR

0
107名もの犠牲者を生んだ福知山線事故の遺族の手記、事故をきっかけに作られた「上智大学グリーフケア研究所」の高木慶子さんや作家の柳田邦男による寄稿。遺族の方々の感情や想いはとにかく多様で、ただ想像するだけではとても届かないような複雑さを感じ、その理解の助けになった。そして、阪神淡路大震災以降に広まってきたというグリーフケアの理論もその多様性に対応すべく、非常に複雑で幅の広いものになっているのだと分かった。「〈悲嘆〉と向き合い、ケアする社会をめざして」というシンプルなタイトルにも、強い意志を感じる。2013/08/29

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