出版社内容情報
愛する人を事故で突然失うとはどういうことか? この不条理に人はどう立ち向かうのか? JR西日本福知山線事故の遺族一五名の手記を中核に、心のケア、安全な社会のあり方を問う記録。
内容説明
突然、愛する人を喪う、とはどういうことか?この人生の不条理にどう立ち向かうのか?事故でご遺族となられた15人の方々の手記を中核に、心のケアの重要性を訴え、これからの社会のあり方を問う記録。
目次
第1部 JR西日本福知山線事故―遺族の手記(喪失の悲嘆と向き合う;遺族一五人の手記―愛する人の死と苦しみの日々から)
第2部 痛みを感じる社会、安全な社会(苦悩の道のりを見つめて―阪神・淡路大震災からJR西日本福知山線事故へ;グリーフワークを支えるケアの取り組み;事故がもたらす「人間の災害」―被害者の視点の重要性)
第3部 補論(グリーフケアをさらに学ぶために)
著者等紹介
高木慶子[タカキヨシコ]
1936年生まれ。上智大学グリーフケア研究所所長・上智大学特任教授。聖心女子大学文学部心理学科卒業、上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了。博士(宗教文化)。専門は、グリーフケア、スピリチュアルケア
柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年生まれ。作家。社会問題・医療問題などのノンフィクション作品や評論活動を展開、近年は心の問題や絵本についても積極的に取り組む。『マッハの恐怖』で大宅壮一ノンフィクション賞(1972)、『犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日』などで菊池寛賞(1995)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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