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講談社+α新書
コレステロール値が高いほうがずっと長生きできる

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726993
  • NDC分類 491.44
  • Cコード C0277

出版社内容情報

「動物性より植物性が安全」は間違い!  最新の臨床データから間違いだらけのコレステロール神話を粉砕。毎日使っている植物油の健康被害を指摘し、生活習慣病やうつ、がん予防にも効く良い油を紹介する

内容説明

「バターより植物油が安全」は間違いだった。健康神話をくつがえす新しいガイドライン。

目次

第1章 そもそも「コレステロール理論」は間違い
第2章 コレステロール薬スタチンのコワーイ話
第3章 コレステロールはまったく悪くない
第4章 植物油はいらない
第5章 「トランス脂肪酸」は本当に悪いのか
第6章 「低炭水化物食」のススメ

著者等紹介

浜崎智仁[ハマザキトモヒト]
1947年、東京都に生まれる。医学博士。1971年、千葉大学医学部卒業。米国マサチューセッツ工科大学およびイリノイ大学に留学、国立佐倉病院への勤務等を経て、1997年に富山医科薬科大学和漢薬研究所教授に就任。大学統合により2005年より、富山大学和漢医薬学総合研究所臨床科学研究部門臨床利用分野教授。2010年まで日本脂質栄養学会理事長。専門は脂質栄養学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンノート

9
コレステロール値が低い人の方が、高い人よりも早死にするという話は最近よく耳にする。うちの祖父は90前で、コレステロール値が上限からぎりぎりはみ出るか出ないかという状態。上限を超えると薬を飲んでいるけれど、大幅に数値が下がったりはしない。ぎりぎりでも上限以下なら薬が出ない。もちろん、コレステロール値の上下が祖父の長生きにつながっているかはわからないけれども、ひとつの指標として祖父の数値は注視していた。ちなみに、自分は痩せ型だけれど結構ぎりぎりだ。高い方が長生きをするが、高すぎないように注意しよう。2015/07/06

てつろう

5
この本を読むと高くていい気になる。まあ減らすには低炭水化物、糖分を取らない食事で薬をとるのはやめよう2014/12/13

ヨハネス

3
コレステロール値を下げる「スタチン」という薬があるそうです。当然製薬会社は「コレステロール無害説」など許すはずなく。科学の世界で多数決はあってはならない、天動説然り!あくまで実験動物の例だけど高脂血症のほうが感染症に強い!結局「必要なのは魚肉と少量の野菜だけ」あら。MEC食、原始人食とほぼ同じ結論。炭水化物の摂取を減らすとビタミンC摂取も少量で済む。内臓脂肪が悪者扱いされるけど、ヒトが自ら合成しているものが真の悪玉であるはずがない(原始時代では少なくとも重要な役割があった)。他いろいろとても興味深い本です2016/05/12

kakky

3
面白い本でした。他のレビューにもありますが、人間の細胞膜の材料はコレステロールが欠かせず、脳細胞ももちろんです。また、コレステロールを抑制する薬品は効果がないにも関わらず害が多いという事実。メディアが宣伝する根拠なき宣伝は本当に恐ろしいです。「人間が生成する成分に善玉も悪玉もない」これが全てであると思います。本書にはコレステロールだけではなく、低炭水化物の効果や、中性脂肪や皮下脂肪に関する目からウロコな新鮮味のある記述が多数あり、楽しませてくれます。私が特に気に入っている内容は、「腹八分目の真実」です。2014/03/08

sibainu

3
ずっとLDLコレステロールは高いと駄目と思っていたが、この本で払拭された。コレステロールは「金のなる木」という項目は、最近、大学の研究(高血圧の薬だったかな?)でも製薬会社との癒着が問題になったのをニュースで観たので説得力があった。魚油の効果や低炭水化物食もお勧めしている。糖質制限食やサバ缶ブームが来たけど、次はシソ油/エゴマ油ブーム来るかも。2013/08/15

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